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年齢相応なキャリアデザイン

「ジェネラティビティ(Generativity)」

聞きなれない言葉だが、心理学者エリクソンが提唱した人生8段階に分け、それぞれの時期になすべき発達課題として、成人後期(35~65歳)の課題がこの「ジェネラティビティ」だというもの。

今読んでいる本【仕事で「ひと皮むける」(金井壽宏著)】にこんな見出しに思わず目が留まった。


四十すぎたら「ジェネラティビティ(世代性)」が必要

「ジェネラティビティ」は、エリクソンの用語では「世代性」とか「生殖性」と訳されている。世代性を嚙み砕いて説明すれば、「この齢になったからもう駄目だと言わず、自分にもさらに意味のあることで、若い世代にも意味のあることを継続して生み出すことができるかどうか」という発達課題のことだ。

世代性の美徳(強み)は「世話(Care)」

エリクソンの漸成説では、世代性という課題は第7段階(35~65歳)の課題で、与えられる美徳(強み)は「世話(care)」とされている。
 ミドルになって自分のことしか考えず、「オレが、オレが」と自分中心のままに生きているひと(バリバリ派)よりも、部下や後輩のために、次の世代のためにいいものを残したいと思っているひと(ケアリング派)のほうが、若手にいいリーダーシップも発揮できていた。
 ミドルがメンターとなること、ジェネラティビティという課題をクリアすることは、若い世代への大きな贈り物となっていることを銘記しておく必要がある。

バリバリ派よりもケアリング派

なるほど、言い得て妙!

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年齢相応なキャリアデザインって大事だなと感じました。


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