ことばのイメージ
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!
きょうのテーマは、「ことばのイメージ」です。
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ストックとフロー
例えば、お金の話し。
マネーストックというと、お金が貯まるとか残高のイメージ。
一方で、マネーフローでは、お金がよどみなく流れているイメージ。
どちらも大事ですよね!
でも、そうした一般的なイメージを覆すような説明をされたらいかがでしょうか?
きっと、「ん?」と違和感を持つのではないでしょうか。
そう、この場合、
マネーストックなのに、お金の流れを説明しようとする
マネーフローなのに、お金が貯まる方法を説明しようとする
これでは、聞いている側は混乱する。
もしかして、自分の持っているイメージが間違っているのじゃないかと。
補足する
もし、どうしても最初の例
マネーストックなのに、お金の流れを説明しようとしたい
のならば、補足する必要があると思います。たとえばこんなこと。
◆
貸借対照表は、決算期末日の資産・負債・資本のストックの状態を表すものとされていますが、1年前の貸借対照表と比較することで、資産・負債・資本がどう増えたり減ったりしたのか、変化を見ることができます。あるいは、負債、典型的には銀行からの借入金が1年前から増加した場合、そのお金が機械設備(有形固定資産)の購入に充てられた、この場合、お金の流れは、貸借対照表の右(貸方)から左(借方)への矢印の向きになる。
いかがでしょうか?
一般的にはストックを表す貸借対照表が、比較することでフローとしても活用できる!
それもこれも、補足しないときっと伝わらない。
ことばのイメージ
言葉自体も、
言葉(漢字)
ことば(ひらがな)
コトバ(カタカナ)
KOTOBA(大文字アルファベット)
kotoba(小文字アルファベット)
words(英語)
このように、いろいろな表現方法があります。
同じことを言おうとしても、これらの視覚的な表現方法によって受け取り側の受け取り方も、まるで違うもののように感じてしまう。
それほど人が持つ言葉のイメージというのは、固定化されたり、強いものがあります。
なので、そうした言葉のもつイメージを大事にしながら、相手が混乱しないよう、できるだけ伝わりやすく、これからもプレゼン時の説明を心がけたいと思います。