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一番いい経営は何もしていないように見える経営
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!
みなさんの職場の雰囲気はいかがでしょうか?若手がすぐに辞めていってしまうなんてことになっていないでしょうか?
きょうも「幸せな職場の経営学」(前野隆司著)からです。
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第4章「職場の悩みQ&A すべての組織は幸せになれる!」の中に、
A:「君は十分に力があると思うから、すべて任せるよ。信じているぞ」
B:「とにかく全部やっといて。君の責任だからね」
こんな例が出ていました。
いまどきBのような上司がいるんだと感じましたが。。。(笑)
似たようなことを上司が部下に伝えるにしても、言い方次第で状況がまったく変わってしまう典型例だと思います。
さらに、「近頃の若者は我慢ができない」と離職を嘆く会社に対し、この本の中で前野先生が、
私は、我慢してやらざるを得ないような仕事のメニューを用意している会社こそ課題があると考えます。理念の共有、権限の委譲、対話、そして仕事内容の工夫によって、魅力的なメニューに一新すべきです。
こうおっしゃっています。激しく同意します!Bのような会社って、イケてないし、魅力ないですよね!
◆
一番いい経営は何もしていないように見える経営
そうなのです。「見える」がポイントで、何もしていないように見えて、実はチームメンバーの顔をしっかり見ていて、「信じている」ときちんと伝える。これです!
「人は期待されると、期待されたとおりの成果を出す傾向がある」
「ピグマリオン効果」といわれ、心理学では有名な期待と成果に関する効果のことです。
部下のことをよく理解し、信じて任せる。そういう上司のもとでは、若手はぐんぐんと成長する。「信じれば、人は伸びる」
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今朝も学びました。
逆な立場で考えれば、ダメならダメなりの理由がある。
相手に帰責事由を求めるのでではなく、まず自分たちのやり方や言動に問題がなかったか、胸に手を当てて、大きく深呼吸をして考えるタイミングを持ちたいものです。
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