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「ザ・コーチ 最高の自分に気づく本」

昨日のつづきです。まずは「夢」について、星野が調べたり、周りの人に聞いたりしてきたことを、大蔵に話す場面から。

星野「夢の意味には、〈現実とかけ離れた考え〉とか、〈実現の可能性のない空想〉とありました。しかし、私が一番しっくりきたのが、〈将来実現させたいと、心の中に思い描いている願い〉ーこれです。この意味を知って、何だかすごく気楽になりました。夢は大きく素晴らしいものじゃなくちゃいけない、といった考えに囚われていた気がします」
大蔵「夢は、誰かと比較して優劣を決めるものではありません。その人が、今この瞬間から先の未来を思って、心から叶えたいと願うこと、純粋に実現したいと思うシンプルなことでいいんです

夢の真の意味が分かったところで、大蔵から星野へ次回までに、"死ぬまでに叶えたいドリームリスト100”を作ってくるよう宿題が出される。そして

大蔵「百個の夢を書き出したら、そのドリームリストをいつも眺めてください。そのうち、その中から何がなんでも実現したいと思うことが出てきます。そうしたら、その夢に日付をつけてゴールとし、目的目標を決めて、行動を始めればいいのです。
目標の達人になる第一歩は、自由にを描き、語る習慣をつけることです。そして、その夢を束ねて見つめ続けると、あなたの価値観に沿う目的が見えてくるのです」

最後の宿題、「ビジョン」について星野から、

星野「〈将来あるべき姿を描いたもの〉〈将来の構想〉〈未来像、その光景〉です。つまり、自分自身や家族、チームや会社の将来の理想像や未来の光景がビジョンですよね」
大蔵「その通りです。ビジョンは鮮明でありありとしていて、その光景を頭の中で見るだけで、嬉しいとか、楽しいとか、ドキドキワクワクするとかといった感情が湧くものでなくてはなりません。
人がゴールを手にした瞬間に見る光景、それを今想像する。そのインパクトの瞬間に得られる感情を今味わう。それがビジョンです。拒むことが耐え難いほどの魅力ある感覚です。ゴールを手にしたいと思うことは、その瞬間に得られる感情を味わいたいからです。人は物質的な報酬をどれほど得ても、それだけでは幸福ではありません。それを手にしたときの感情こそが、幸せの源泉なのです」

ここで大蔵から星野へ、今日の内容を自分なりの言葉でこの場で話すよう指示され、星野が話す。

星野「目標の達人になるためには、どんな些細なことでもいいので、自由にや願望をリストアップする。そして、その夢の中から、本当に心から実現したい夢をいくつか選んで、どうしてそれを手にしたいのか、いつまでにどんな状態になりたいのか、といった目的ゴールをはっきりさせる。
そのゴールを手にするために、具体的な目印や通過点といった目標を設定する。さらに、ゴールに向かう行動を促進するために、ゴールを手にした瞬間のビジョンや、上手くいった時のイメージを、繰り返し心の中で描く。そして、目的やゴールを手にしたときのどんな感情に自分が惹きつけられるのかを明確にしておく」

まさに、これこそが大きな幸せと成功を手にするドリームツリー、目標の達人になるためのステップ1です!と大蔵が締めくくります。

いかがだったでしょうか。ふわふわした気持ちになりがちな私には、とてもフィットしました。どんどん読み進めたくなりました。


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