計画書にもストーリーを
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー、フジガッキーです!
きょうのテーマは、「計画書にもストーリーを」です。
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策定と作成の違い
この土日は、ずっとあるクライアントの経営改善計画書策定・作成にかかりっきりでした。まあ、終日書斎に詰める。こんなときも最近ちょこちょこあります。やはり年度末に近づいてきた証でしょうか。
ちなみにですが、策定と作成は意味が違います。と、SNS(X)でもつながっている方から改めて学びました。
策定は、文字どおり「策」を「定」める。つまり、この場合は改善計画書の骨子や施策を決めること。一方、作成は、決めた施策を計画書として「作」ってまとめ、「成」りたたせること。
策定(前工程)が先にあって、その後に作成(後工程)がある。
作成段階
経営改善計画書を自分一人で作成する場合には、自問自答するだけで良いのですが、複数人が関与している場合、多少ややこしくなり、調整にも時間がかかったりします。
で、たとえば二人で関与する場合、たいてい一人が前段の事業概要~アクションプランまで、もう一人が損益計画~金融支援内容・指針を担当することが多いです。
そして、今回もわたしがその後段部分を担当し、もうお一方が前段をという分担でした。
進捗はというと、もうすでに作成段階へと来ているはずでした。
計画書にもストーリーを
策定段階では、当然のことながら現状把握・分析から始まります。そこからありたい姿(どうなればよいか)を描き出し、そこから現状とのギャップをいかに埋めていくかを、計画期間内でバックキャストに、事業者の方が動きやすいアクションプランを決めていく。
これまでも何回かに分けて相応の時間をかけて練り上げ決めてきたはずなのですが・・・
いざ、計画書作成段階となったいま、どうもブツ切り感が否めない💦
文章などであれば、起承転結を意識するとかGKGM(現在・過去・現在・未来)に沿って書くとよいとされていますが、こうした経営改善計画書ではポイントを短く纏めないといけない。なので、それは馴染まない。
それは百も承知。
だけれども、たいてい経営改善計画書の1ページ目の右半分は、事業者の現況から始まり、経営課題、それらを踏まえた本改善計画の骨子のエッセンスをまとめている仕様になっている。なので、最初の1ページを見れば、あらかた本改善計画書がなにを言わんとするかがわかるはず。いや理解できる仕立てになっていないといけない。
これは、わたしが前職金融機関での審査セクションで数多くの経営改善計画書を見ていた中で痛切に感じていたことなのです。
なので、ぶつ切りはまずいでしょう。
読み手がすっと腹落ちするストーリー仕立てにしましょう!
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そんなこんな、昨晩も夜な夜な考えていたのでした。(言い足りないので)続くかも。。。