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1on1の陥りやすい罠
みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・コンサルタントのフジガッキーです!
いよいよ2月がスタートしました。
2月は節分やバレンタイン・デーがあったり、暦でも立春、雨水など、どんどん春めく季節ですね!啓蟄とまでいかないまでも、そろそろ目覚めてきっかけを作りたい季節です。
さて、今日のテーマは「1on1の陥りやすい罠」です。
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陥りやすい罠
最近「1on1ミーティング」行なっている企業も増えてきています。上司が仕事の話しをいったん離れて、部下の考えていることや話したいことを30分くらいの間、聴くことに徹する。とにかく聴く。
でも、最初のうちは新鮮で、興味深く、あっという間に30分がすぎていたけど、最近はマンネリというか、上司も話す側の部下もネタ切れになったりしていませんか?
そうなのです!これ、1on1の陥りやすい罠ともいえます。週一で行なっている場合、ネタ切れからつい仕事の話しに戻ってしまう。モヤモヤがたまる、いや深まる💦
これじゃ、早く終わらせてPC画面に戻りたい、という気持ちにお互いなるのもムリはありません。
ではどうしたらいいの?
ウェルビーイング・ダイアログ
その答えの一つが、「ウェルビーイング・ダイアログ」です。
慶應義塾大学大学院SDM研究科教授の前野隆司先生の提唱する、
「幸せの4因子」
第1因子:「やってみよう!」(自己実現と成長の因子)
第2因子:「ありがとう!」(つながりと感謝の因子)
第3因子:「なんとかなる!」(前向きと楽観の因子)
第4因子:「ありのままに!」(独立と自分らしさの因子)
これらを組み込んだ「問い」をあらかじめ毎回テーマとして提示して部下に話してもらうというものです。
たとえば、第1因子を使った「問い」の例としては、
【強みのワーク】
・あなたの強みを3つ挙げてください。
・あなたが(過去に)褒められたことを3つ挙げてください。
・自分自身を褒める言葉を3つ挙げてください。
【成長のワーク】
・これまであなたが成長した、変化した、学習したと思うことを教えてく
ださい。
・成長したきっかけは何だったかを教えてください。
・今後、成長したいと思うことを教えてください。
こちらはほんの一例で、「幸せな職場の経営学」(前野隆司著)の本の中の、第5章「実践編:職場で今すぐできる幸せのレッスン」に48項目が掲載されています。この48項目をアレンジしながら、毎週1つずつテーマとして、対話していく。
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こちらを参考にされてみてはいかがでしょうか。
「幸せ」に関する質問が組み込まれていますので、自然と対話も進むものと思います。ぜひお試しください!
次回は、実際の「対話」の際の留意点などに触れていきたいと思います。(続く)
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