
上の子に離婚に関する諸々を共有した結果
離婚協議が完了したので、離婚届を出す前に子どもたちに今一度離婚について共有しようと、まずは上の子に話をしました。
事実を中心に。
感情をなるべく入れず。
ひとつ話すごとに、子どもの気持ちを聞きながら。
上の子だけを少し遠くへ車で送迎する用事があったので、いつものように音楽をかけながら話をしました。
上の子の歳は、10代前半です。
年齢の割には理解度があり、親の私が言うのもあれですが、いわゆる地頭が良いタイプなので、養育費等々の具体的な金額以外のことはほぼ全部話しました。地頭が良い上に察しも良いので、変に取り繕うと信頼関係が崩れそうな気もしたし。
離婚に関する話を子どもにするのは3回目。
1回目は、別居して少し経った頃。その時は離婚の話題がまだ上がっていなかったものの、「母には離婚の意思がある」ということを伝えました。
2回目は、昨年の秋頃、離婚協議が始まったとき。
ここで「離婚する」と宣言し、子どもたちに「離婚することは変わらないが、どうしても譲れないことはあるか」と聞きました。この話は、またいずれどこかで。
そして3回目。上の子と下の子で、話の理解度が全然違うので、ひとりずつ機会を作って、順に話をしています。
育児ポリシー的に、「その子に合った関わりをする」ことをずっとずっと心掛けているので、今回改めて離婚についての話をすることも、上の子と下の子で伝え方を少し変えています。
冒頭で「事実を中心に。感情をなるべく入れず。ひとつ話すごとに、子どもの気持ちを聞きながら。」と書いたけど、これは上の子に向けての伝え方。「送迎の車中」というのも「いつものように音楽をかけながら」というのも、上の子にとってベターなシチュエーションだと考えたので、そうしました。
ちなみに、下の子にはまだ話をしていないですが、こちらはちょっとおしゃれなカフェ(喫茶店)に連れていって、座ってゆっくり話をしようと思ってます。
上の子からどんな反応があるか、正直不安ではあったけれど、結果的には、ほぼほぼ洗いざらい話して良かったなと思っています。
なぜかというと、話したあとから、表情や態度がいきいきとしているから。
もちろん、消化できていないこともあるだろうし、親の私には言わずに考えていることもいろいろあるだろうけど、全体的に意欲が増してるし、コミュニケーションも増えています(些細なことをたくさん話してくれる)。
10代に入っていれば、嫌でもいろんな情報を見聞きしているだろうし、親に対する見方も、「親という絶対的な存在」から「ひとりの大人」に変わってきていると思う。多感な年頃だけど、だからこそ、渡せる情報は渡して、こちらの考えも情報として伝えて、自分のスタンスや在り方を自分で考えてもらうのが大事なのかな…なんて考えています。
上の子も下の子も、「うちの母親は全然普通じゃないと思うけど、やるべきことはやってるし、親として信頼できる」というようなことを言っているので、とにかく子どもたちとの信頼関係を最優先にして真摯に関わり続けようと思っています。
子どもとの関係は、本当に積み重ね&積み上げなんだと感じます。
これからも、子どもたちと真摯に誠実に向き合い続けながら、ひとつずつ親の役目を果たしていきたいです。
いいなと思ったら応援しよう!
