インターネット的な人間関係とつながる:「つながり」を突き止めろ 入門!ネットワーク・サイエンス
今夜はホカホカして眠れないので、目が冴えているうちに今日のnoteを書いておこうと思います。今まで読んできた本と、目の前で起きていることがつながって、大きな流れに乗っているような、そんな気分です。
先日読んだ、ネットワークサイエンスの本に、今、ひしひしと感じていることが書いてありました。私が変わりたいと思って踏み出した行動が、面白い人や情報とつながり、ネットワークをつくり、相互に伝達しあっています。
人間や組織の行為は、その人のネットワークが決定する。これを私は 10 年以上前から論じている。今、さらに言いたいのは、その人が外部に向かって張っていく外向きの関係も重要だが、それ以上にその人に向かってくる関係の量と質およびその認知と活用度こそが人や組織の行動とその成果を決定するということだ。
この本では、ここでGoogleのページランクの仕組みに触れています。Googleの検索結果を左右するものは、被リンクの質であること。どこからリンクされているかにあります。先日ご紹介した「インターネット的」で書かれていたように、自分が何者か立候補し、どのような人と出会い、どんな印象を持たれ期待されるかが、これからの社会に求められるのではという仮設と同じ考え方なのではと思います。
「つながり」…のこの本は、ある人の問いに役に立つのではと思い選んだ本です。ビジネス本のように、「こうすればいい」という答えは書いてありませんし、役に立つかどうかはご本人の視点次第で、あくまで私の視点で考えた答えがありそうな本になります。
そうやって、ある人のためになることを考えることが、自分自身に返ってきています。ある人とは、特定の人でもあり、同じコミュニティに参加している人でもあり、このnoteを読んでくださっているかたでもあります。
私のこの行動が、私のイメージを形作り、私への期待を作り出し、私の使命を作り出すのではないかと、そう思えるのです。
「誰かのために」よって、自分が生かされている。そんなふうに思えることは、とても幸せなことだと思います。安全だと思えるつながりがなければ、noteを書くことすらできませんでした。でも、「やってみてごらん」と背中を押してくれるつながりが、自分の周りにいくつもあれば、一歩踏み出す原動力になることを、この一年で学べました。
まだまだ、この体を使ってやってみたいことがあります。出会いたい人がいます。人と、ことと、つながりを持ち、紐帯を太くすることが、私のできることのような気がしています。