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rokugatunoajisai
年老いた者が残すもの
年老いた者が 残せるもの
それは 「愛」の言葉だろう
年老いた者が 受けた沢山の傷から生まれた「言葉」
それは きっと 自分にかけてほしかっただろう言葉かも知れない
それは きっと、やさしさが育まれ 温もりのある言葉だろう
年老いた者が 最期に言う言葉
それは 「感謝」の言葉だろう
「ありがとう!」は 常日頃から使い馴れておかないと言えない言葉かも?
若かりし日、私が親であった頃
私は 子供に「ありがとう!」を言わせていたのに
子供に「ありがとう!」を言えなかった
不出来な親であることの不甲斐なさに
子供への不憫な気持ちが先にきて「ごめんね!」しか言えなかった
子供にとって「ごめんね!」より
「ありがとう!」と言ってもらった方が うれしかったはず!
その反省から、高齢者になって気づいたこと
「ありがとう!」は 感謝と愛を 一緒にした
唯一無形で有形なる言葉
日本人は ハグの習慣がないから
言葉でしか伝えられない
日本人にハグの習慣があれば
ハグをするだけで
どんなに沢山の愛を伝え、許しを乞うことが出来たかも・・
だから、
優しさが芽生えるあたたかい言葉を 伝えたい
そして、
子供や孫その他沢山の人たちのお世話になって旅立つ時の為に
認知症になって、言葉が使えなくなっても
「ありがとう!」と言えるように
言えないときは「手を合わす」ことが出来るように
今から 練習をしておこう
それが、
年老いた者の「最後の感謝を伝えること」なのだから