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「奈良 時の雫」保山耕一写真集をみて

長らく ご無沙汰の友人に電話をしたとき「保山耕一さんて、知ってる?」と聞かれた。 「ううん、知らない」と答えた私に その人は言った。   「風景写真やけど、きれいねん。 そのきれいさが魂までも写っているようで・・・」「ふ~ん!見てみるね~」 

早速パソコンを開いた。パソコンでYouTubeを見るのは はじめて!

「奈良 時の雫」など沢山の写真が現れる。一つ一つ観ていくと、なんとも繊細でこわれそうな美しい映像、 確かに「魂の響き」があった。 

枝垂桜に やわらかな春の雨

ゆったりとした 時の流れ

春日大社の桜の木に 巣造られた蜘蛛の巣

しとしとと音もなく降りしきる春の雨

蜘蛛の糸に 雨粒は連なる水晶 

一粒の雫に 蜘蛛の巣が揺れる

その造形に ハラリと散り舞う 一片の花弁 

なんて繊細な美しさ!

これを撮るために どれだけ忍耐の時間があったことか・・・

美しいものは 儚い

儚いが故に 美しいのか


久々に こころ癒やされる映像でした

教えてくださって ありがとう!

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