ストーリーのあるイラストを描きたい人のためのドローイングTIPS①
こんにちは。イラストレーターのフジワラヨシト(@fuji25_2501)です。
みなさんドローイングしてますか!?
わたしは時間の許す限り毎日しています!!
今回から『ストーリーのあるイラストを描きたい人のためのドローイングTIPS』ということで、ドローイングで何をどう表現するのか?ドローイングをする時にわたしが気をつけていること、リファレンス(参考資料)から何を感じ取るのか、リファレンスの使い方、描いたドローイングを実際のイラストに落とし込むには?など様々な角度からTIPSをお届けしたいと思います。
ドローイングにも色々とありますが、今回は『ジェスチャードローイング』
ジェスチャードローイングを何か知らない方のために簡単に説明すると、ジェスチャードローイングとは出来るだけ短い時間で人物を描く技法であったり練習方法のひとつです。
今でこそSNSや書籍を通じて、ジェスチャードローイングという言葉を多く聞くようになりましたが、まだ馴染みのない言葉だと思われるかもしれません。
日本では短い時間で描く技法は『速描』や『クロッキー』という言葉が使われていますが、ジェスチャードローイングは海外の美術教育で使われる言葉のようです。
ジェスチャードローイングが速描やクロッキーと異なるのは、速描やクロッキーが短い時間で人物の形状や、量感を捉えることに対して、ジェスチャードローイングは人物の『印象』を捉えることが最も重要となります。
『印象』と言ったって、何を見たらいいのか、何をどう捉えたらいいかわかんねーよー!!
という方も多いかと思います。
今回はその印象の捉え方、その表現の仕方を学ぶ第一回目です。
まずは、こちらの写真を見てください。
今回はこちらのポーズを参考にドローイングしていきたいと思います。
この写真を見て何か感じることはあるでしょうか?
・腕を上げている
・楽しそう
・ガッツポーズをしている
・喜んでいる
などなど。色々思い浮かぶことがあると思います。
この中から『腕を上げている』というのは『ガッツポーズをしている』というのはこの人物の行動にあたります。
ですが、それだけではこの人物の『印象』を表現するのに足りていない部分があります。それはなんでしょうか?
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