マガジンのカバー画像

才能なしイラストレーターの生き残り戦略

12
スキルなし、コネなし、貯金なしの未経験で2020年コロナ禍が始まった頃に活動を始めたイラストレーターがポストコロナ時代のクリエイターの生き残り戦略をが発信します。
運営しているクリエイター

記事一覧

ファンを増やすための二次創作は有効?

「認知拡大ために二次創作はしたほうがいいの?」 というお悩み相談をたまに受けます。 これに関しては、多くの、特に駆け出しのイラストレーターが悩みを持っていることだと思います。 確かに二次創作は大きく認知の拡大を見込めることができる魅選択肢ですが、それを活用していくためには慎重に考える必要があるんじゃないかなと思います。 二次創作に取り組む動機は人それぞれです。 純粋に作品への愛から描く人もいれば、戦略的にファン層を拡大したいために二次創作をする人もいます。 こちらには

絵が下手でもイラストレーターになれる?

「絵が下手でもイラストレーターになれる!」 駆け出しのイラストレーター向けの情報商材でよく目にするこのフレーズ。 これは半分は正しく、半分は間違いだと思います。 なぜなら、この言葉にはクリエイターとしての「総合的なステータス」という視点が必要だからです。 これはドラクエ3のキャラメイクの際に、「ちからのたね」や「かしこさのたね」を各キャラクターに振り分ける作業にも似ています。 正直、絵が下手でも成功できるのは、その技術的な未熟さを補える別の強みを持っている人たちです

『継続』よりも『リカバリー』が9割

96kgから15kgダイエットに成功しました! という自慢話ではないのですが、わたしは今、ダイエットを順調に進めています。 なぜ、順調にダイエットが進んでいるのか?それはもちろん、継続して運動したり、食事管理をしているのですが、継続することよりも『リカバリーする』ということを学んだからです。 以前、私は20kg近く体重を落としたものの、見事にリバウンドを経験しました。 運動や食事管理の習慣が身につきかけていた矢先、仕事の忙しさや、体調を崩したことで、1週間くらい運動を

そのイラスト『なんとなく』で描いていませんか?

と、聞いてギクっとする人もいるんじゃないでしょうか。 いま、イラストレーターとして活躍していたり、成功しているように見えるような人々の要因はさまざまだと思います。 技術力や画力、絵の魅力も、もちろんそうですが、運、努力、人脈など、その成功要因は千差万別と言えます。 ですが、いま現在イラストレーターとして駆け出しであったり、あるいはなかなか仕事が獲得できない方々には、いくつかの共通点が見られます。 その中の一つが自分の作品が表現しようとするものを「言語化」できていない、

お客さんが『欲しいと思ってるもの』と『欲しいもの』は違う

イラストレーターとして成功している人の理由はさまざまだけど、成功できてない人にはだいたい共通点があります。 絵が下手?フォロワーが少ない?キャリアのスタートが遅い?才能がない? 色々思いつくことはあるかもしれないけれど、成功できていない人の共通点はそれらとは全く関係ないところにあります。 それは「お客さんが何を欲しているかわかっていない」ということです。 多くの「なんか上手くいかないなー」と悩んでいる人の多くは、このシンプルだけど重要な事実を見落としてしまっています。

 イラストの報酬を上げるには?

上手いイラストが描けるとイラストの報酬が上がるのか? おそらく答えはNOです。 では、どうしたらイラストの報酬が上がるのか? それは『予算に見合ったイラストレーター』になるということだと思います。 多くの案件では予算が事前に設定されており、その予算の中からそれに見合ったイラストレーターが選ばれるということが多いです。 例えば、おじいちゃんから「これで上手いもの食べておいで」と1万円もらったとします。 このとき、ポケットこっそりしまうとかせずに、ちゃんと食事に行くの

『やりたいこと』じゃなくて『できないこと』から考えると上手くいく

「やりたいこと」から始めると詰みやすい。 ある意味趣味の延長線上にあるようなイラストレーターなどのクリエイター業は 「イラストを描く仕事がしたい!じゃあイラストレーターになろう!」 と、自分のやりたいことや好きなことから、方向を定めることが多いんじゃないかなと思います。 もちろん、「やりたいこと」からスタートするのはモチベーションを維持するのに必要なことです。 ただ、それだと「やりたいこと」からスタートすると、それに対して「苦手なこと」「やらなけれとばならないこと」がつ

絵そのものには価値がない

絵で稼ぐのは割とムリゲー。 SNSを見てると、自分の制作した作品に正当な価格をつけてもらえない!みたいなことを発信している人がいるけど、それも無理のないことなんじゃないかなと思う。 なぜなら、絵そのものには本質的には価値がないから。 では、絵の価値はどのように決まるのか。 それは、絵が人々や社会にどのような影響をもたらすかによって決まる。 つまり、絵の価値は絵そのものではなく、その絵によって何をもたらすかによって生まれる。 なので、どれだけ上手い絵が描けるとしても

SNSで多くの人に作品を届けるには

「バズりたいかー!!??」 「おーーーー!!!!」 という声が聞こえたかどうかはともかくとして、SNSで描いたイラストがバズってフォロワーが爆増みたいなことは、少なくない絵描きが思うことではないでしょうか。 もちろん私も承認欲求の塊みたいなものなのでご多分に漏れることはありません。 もちろんSNSでイラストを公開する際、「バズる」ことだけが目的ではありませんが、せっかく時間をかけて描いたイラストを見てもらえないとモチベーションが下がるのも事実です。 そのため、注目を

絵を描いて稼ぐのは簡単?

とは言わないけど、決してそう難しいことではありません。 こんにちは。フジワラヨシト(@fuji25_2501)です。 以前、『コネ、スキル、貯金ナシからフォロワー80000人超のイラストレーターになるまでにやってきたこと』という記事を公開した際に、私の書いた記事を記事内で紹介してくれた方がいました。 先日の記事によって『絵を描いて稼ぐのは難しい』と危機感を抱かせてしまったようです。わからないこともありません。「覚悟を決めろ」と言われてもなかなかできるようなものではありま

¥300

AI時代のイラストレーターの『個性』について

こんにちは。イラストレーターのフジワラヨシト(@fuji25_2501)です。 今回は、AIの時代におけるイラストレーターの『個性』についてお話しします。 『個性』というとなんとなく、陳腐な言葉に聞こえてしまいがちではありますが、それでもイラストレーターが活動をしていく上でAIツールに奪われることの決してない重要な部分ではあると思います。 今回はそれについて考えてみたいと思います。

¥300

絵の仕事をしたい人が知っておくべきイラストの仕事の種類

こんにちは。フジワラヨシト(@fuji25_2501)です。 SNSやコミュニティなどのタイムラインを眺めていると みたいなツイートがよく流れてきますよね。 そういうツイートを見て、 と思うんじゃないでしょうか。 わかる。人のお仕事報告羨ましいですよね。。 とはいえ、そもそも「イラストレーター」という職業ってどんなものか知ってますか? と、思われるんじゃないでしょうか。 もちろん、その答えでほぼ正解。 ですが、イラストレーターの仕事と一口に言っても、実に多くの

¥300