竜鳥と蝙蝠と鳥
昨日、竜とそばかす姫を鑑賞。
映画というのはその時代のドキュメンタリーであると思うので、特に悩める若年者の今の世相なんだろうな、と感じられました。
批評はナンセンスなので、私が受け取ったメッセージについて少し。。
多分今の時代を生きる、いやこれからか、、最も必要なことなのかもしれない。
自分の生きたい世界と肉体を伴った生きている世界の統合。
Uの世界の分身はインナーチャイルドの役割を果たしているのだろうと。
現実世界で満たされない気持ちを仮想空間で表現する。でも乖離はできない。
それは内なる自分だからであって、本質、本性なのだから。
魂が求めること、それが世界を作るというのはこの現実世界でも同じことであるのだけど。。
確かに、人間の思惑やカルマ、錯綜しててちょっと重ためだよね、この世界。笑
それでも、私はこう言いたい。
若者よ、老若男女よ、大志を抱けと。。。
さて、きょうは竜鳥の物語。
竜鳥という架空の生物、ということにしておきましょう。
竜鳥は、雲の中にすんでいるといわれていますが、、、
見たことある方いらっしゃるかしら?ほんのり蛍のような光を放っているとか、いないとか。どんなお姿なのでしょうね。
さて 、この竜鳥は地球の進化の過程で鳥と、蝙蝠に分化したとも言われています。
鳥は目を、蝙蝠は耳を携えて分化。
そうすることによって竜鳥は地球に到達、下降してきたのですと。
うーん、面白いですね。
目は、五感の中でも一番信用ならない、と言われている機関ですが、
私たちはその目を一番信用しているという、、、
人間って、本当に面白いいきものですね。
目に見えるもの、!?見えないものの境目はどこ?
電波は信じるけど、霊性は信じない?
そもそも言葉が存在しているということが存在を裏付けているような気がするんですけどね。。
さて、つづきですが、
鳥は目が固化したことにより
彼らはそれによって獲物をつかまえることができるようになり、
蝙蝠は光を鳥に捧げ、その代わりに音、音波を手にします。
彼らは、地球に対して反転した世界に生きているというのも、
宇宙に近いという風にも捉えられますね。蝙蝠は地球に属していないのです。
蝙蝠はより宇宙的であることを考えると 耳は目よりも高度なのだともいえます。
耳ができてから、目が作られる。そして目が固化するというのは、ものを考える力を持つ必要が出てきたということだそうで。
土の時代から、(物質的なもの)から、風の時代(目に見えないもの)に重点を置く時代に移行したと聞いたことがある方もいらっしゃるかとおもいますが、目から耳に移行したとも言えるのではないでしょうか?
それはより高度な精神性を求められる、ということなのだともいえます。
目と耳、鳥と蝙蝠。そんな風に世界を捉えなおすのも楽しいものですね。
シュタイナーの世界観には、いつも楽しませて頂いてます。