先日、もろこし畑を抜けて
職場で最も仲の良かった同僚の家に遊びに行ってきた。
仲の”良かった”という表現をしたのは、その同僚が1ヶ月ほど前に職場を離れ、大学で勉強するために別の郡へ引っ越してしまったから。
引っ越しはしたものの、もともと住んでいた村にも家を借りていて、実家に帰省する感覚でたまに戻ってくるそうだ。
この記事では、この元同僚もとい友人のことを「ふじ子」と呼称することにする。名前に特に意味はない。たまたま彼女のイニシャルが「F」で始まるため、昨日紹介した「名付けの法則」に則って付けた、安直な名前だ。決して本人のことをこう呼んでいるわけではない。
土曜日の朝、いつものようにYouTubeで「巷に転がる都市伝説」の動画を観ていると、突然電話がかかってきた。
ふじ子は僕より歳下だけど、なんとも言えない「おばちゃん感」を醸し出している。まぁそこがサバサバしていて話しやすい部分ではあるんだけど、ちょっと強引な所もある。
とは思ったものの、せっかくの機会なので、久々に会いに行くことにした。
断腸の思いで都市伝説の動画を停止し、すぐに着替えて家を出た(帰って来てから古代宇宙人がピラミッドを造った説の続きを観ることにする)。
実は、僕はふじ子自身とはもちろん、彼女の娘(多分3歳くらい)とも非常に仲良くさせてもらっていて、その娘に会いに行きたいという気持ちもあった。
ちなみに、その娘はイニシャル「J」なので、「じょり子」と呼称することにする。
ふじ子の家に着くと、じょり子が玄関の前で出迎えてくれて、僕に飛びついてきた。
可愛い。
そして、じょり子の友達も遊びに来ていていたので、ふじ子とお喋りをしつつ、子どもたちとしばらく遊んでいた。
しばらく子どもたちの相手をしていると、ふじ子が
と言って、キッチンの方に向かった。
と期待していたら、出てきたのはコップに入った「Igikoma」だった。
いや、また「Igikoma」かい。
今までの記事の中でも何度か登場し、その度に「とろみの強い蕎麦湯」と軽くディスられてきた「Igikoma」だが、僕はこれを学校で毎日飲まされてせて頂いているのだ。
なので、コップの中身を見た時は正直そんなに嬉しくはなかった。
しかし、ふじ子の作るIgikomaは砂糖多めなのか、いつも飲んでいる物よりちょっと美味しかった。
例えるなら、「砂糖を入れた、とろみの強い蕎麦湯」。
「おかわりがほしい」とは思わなかったが、みんなで食事(?)をするのは楽しく、コップいっぱいに注がれたIgikomaも、気付けばしっかり平らげていた。
そうこうしながら結局1〜2時間ほど滞在し、ゆっくりと過ごした後、僕はふじ子、じょり子、その友達に別れを告げて家に帰った。
僕は普段、首都や他の郡に出かける予定がない時は、基本家に引きこもっている。しかし、たまにはこうやって近所の村人の家に遊びに行って、のんびり過ごすのも悪くないなと思った。
ところで、エジプトで見つかる壁画には、明らかにUFOや宇宙人っぽい絵が描かれていて、ピラミッド建設に宇宙人が関与している可能性は、かなり濃厚らしい。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
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