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そう、世の中には「全か無かの法則」という原理が存在するのだから。

<全か無かの法則>
加えられた刺激が”ある値”より弱い場合は全く反応せず、逆に”ある値”に達すると最大限度に反応し、それ以上に刺激を強めても反応は大きくならない。つまり、反応しないときは一切反応せず(無)、反応するときには完全に反応し(全)、その反応にはこの両極端しか存在しない、ということを示した法則。
→ 転じて、All or Nothing白か黒か100か0か…等

ルワンダに派遣され、1年が経過した。

これまで「学校」という、基本的に仕事内容の変わらない職場で約10年間働いてきた身からすると、この1年間は新しい出会いや経験、そして本当に多くの「変化」の連続であったと実感している。


そんな多くの「変化」の中で、目に見えて最も変わったもの。

それは…


髪型だ。



実は、僕はルワンダに派遣されて以降、基本的に一度も髪を切らずにいた。

もみあげや襟足などは、バリカンで何度かセルフカットをかましてきたが、純粋な髪の「長さ」という点においては、1年間伸ばし続けてきたことになる。

その結果、「ルワンダ派遣1周年記念日」が、僕の人生で一番髪の長い日となった。


僕は、noteのプロフィール欄で

人生に「変化」を求め、ルワンダへ🇷🇼

と謳っている以上、ルワンダ派遣1周年の機会に、何か大きな「変化」があっても良いのではないかと思い立った。

そうして辿り着いた答えが、ルワンダで初めての「散髪」をすることだ。

しかし、やるからには中途半端ではなく、大きな「変化」をーーー

そう、世の中には「全か無かの法則」という原理が存在するのだから。

全か無か。

白か黒か。

100か0か。

ロン毛か丸刈りか。



僕の中に、選択肢は2つしかなかった。
(別に誰かに強制されたわけではない)

ルワンダに来た当初は眉毛にかかるくらいの長さだった前髪が、1年経った今では顎に届くくらいの長さになっている。

正直、僕のルワンダ滞在期間は丸々2年間なので、これを更にもう1年キープするというのも面白い。

ただ、1周年という節目に気持ちを新たにバッサリいくのも、やはり面白い。

つまり、決断しなければならないのは、髪の長さ人生最長を更新し続けるか、人生最短まで一気に刈り散らかすか、だ。
(別に誰かに強要されたわけではない)

最長か最短か。

あまりにも振れ幅が大きい。

ハンター試験の序盤で出題された「ドキドキ2択クイズ」くらい難しい決断と言っても過言ではない。

左下のコマのモブは判断を誤った


ちなみに、この時クラピカが下した決断は「沈黙」で、結果的にそれが正解だったのだが、僕の場合は沈黙するわけにはいかない。

人生には、大きな決断をしなければならない時がある。

思い出してほしい。

冒頭で紹介した「全か無かの法則」の内容を。

「やらない」なら一切やらない(無)

「やる」なら完全にやる(全)


そう

この法則では、





この両極端しか存在しないっっっ!!!!





さて、今回は「ルワンダ派遣1周年記念」ということで、思い切って丸刈りにしたという話題をお届けした。

丸刈りにしたことで、風通しも良くなったし、洗髪後の髪の乾きが爆速になった。

結果的に、良い「変化」だったと思う。

先述の通り、僕のルワンダ滞在期間は2年間。

今回の丸刈りで心機一転、残りの1年間も有意義な時間にしていきたい。

具体的には、最近では生活リズムも崩れてダラダラとしていることが多いので、意識的に日々の生活に運動を取り入れたい。

まずは、現在の健康状態把握のために「マルガリア・テスト」でも実施してみようかと思う。

ちなみに「マルガリア・テスト」とは、”平地で助走をつけた後、階段を最大速度で駆け上がる運動からパワーを評価する”という、1966年に提唱された体力測定方法の一つだ。「階段駆け上がりテスト」とも呼ばれる。

体力測定法「マルガリア・テスト」


まぁしかし運動も大切だが、時には息抜きも必要だろう。

ストイック過ぎるのも精神衛生上良くない。

なので、たまには羽根を伸ばしてオシャレなバーで「マルガリータ」でも飲んでみようかと思う。

ちなみに「マルガリータ」とは、もとはスペイン語の女性人名から取られた、テキーラをベースとするカクテルの名前だ。グラスの縁をレモンなどで湿らせ、そこに食塩を付けていただく。

オシャレなカクテル「マルガリータ」


何にせよ、現在は学校も長期休み中であるため、運動でも息抜きでも、割とやりたいことは自由にやれる状況にある。

丸刈りにして軽くなった頭で、やりたいことを色々と考えてみようと思う。

そして、学校が長期休み中ということは、職場の同僚や子どもたちは僕が丸刈りにしたという事実を未だ知らない。

新学期早々、僕の丸刈りヘッドを見て絶叫する彼らの姿が楽しみでもある。

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