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梅雨に入ったら本を読もう ぴぴのおすすめ5冊

あっというまに6月ですね。
今回は5月に私が読んだ本のうち5冊を紹介します。


まずはtwitterで気になり、読んだ本2冊から。

「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」kemio

twitterやyoutubeなど、SNSを中心に若い世代に絶大な人気を誇るkemioさんが書いた本。
本を読むことが大の苦手だったというkemioさんが、自身でも”飲める本”と表現するほど、1つの章が短く簡潔に書かれてあり、とても読みやすいです。
学生時代の話、人間関係・恋・生き方の話。
どのように考え、乗り越え、ポジティブに変えていったのか、kemio流生き方の秘訣が盛りだくさんです。
同い年とは思えないほど、素敵な考え方が多く、感心させられる。
それでいてkemioさんらしい現代チックな言葉づかい、色づかいでポップな仕上がりになっているところもよかったです。
生きづらさを感じている若者にこそ読んでほしい1冊です。


「ものすごい愛のものすごい愛し方 ものすごい愛され方」ものすごい愛

こちらもTwitterで知った方の本です。
ものすごい愛さんの、いつ見ても愛の溢れる惚気ツイートと、悩める女性からの相談をパワフルに清くバッサリと回答している姿を見ていると、こちら側が前向きになれてしまう、ポジティブの鏡のような方です。
この本では、ものすごい愛さんが今までどのように生き、愛し、愛されてきたのかが記されており、今のものすごい愛さんの愛の所以を知ることができます。
今までのキラキラした恋愛エッセイとは少しちがう、ありのままで笑いあり、涙ありの、恋愛に関して前向きになれる本です。
ちなみにものすごい愛さんがAMというWebメディアで連載している「命に過ぎたる愛なし」もおもしろいので、恋愛に悩める女子に特におすすめです。


続いてイギリス関連のお話ではまり、読み進めている井形さんの本。

「イギリス流つぎはぎ英語で大丈夫!」井形慶子

井形慶子さんは「ミスターパートナー」の編集長をされており、今までに数十回渡英のご経験があるお方です。
イギリスの暮らし・考え方・インテリアに関する本を多く書かれている井形さんですが、こちらの本ではご自身の英語が話せなかった経験から英語でコミュニケーションをとれるようになるには何が大事なのか、を書かれています。
英語とは言語であり、コミュニケーションの手段であるということ。
ステータスでも受験に必要な科目の1つでもない。
私が中学生のころ好きだった英語が高校で嫌いになり、大学で再び好きになれたのも、英語で人とコミュニケーションをとることが楽しいと思えたからだったのか、とついつい高校での詰め込み式英語教育について考えさせられました。
英語が話せるようになりたいけど、どうしたらいいの?とお困りの方は参考書を手に取る前にこちらの本をぜひ読んでいただきたいです。

ちなみにですが、井形さんの素敵な本はまだまだたくさんあるのでこちらに少し載せておきます。


最後に私の好きな児童文学から2冊。

「くまのパディントン」

マイケル・ポンド 作 松岡享子 訳

先程ご紹介した井形慶子さんが別の本の中でおすすめしていたパディントンを読んでみました。
1年ほど前にイギリスに行った際、泊まったホテルの最寄りがパディントン駅だったこともあって気になっていたのです。

南米からイギリスロンドンにやってきたくまパディントン。
泊まる場所も頼る場所もないところを通りがかりのブラウン夫妻が連れ帰り、家族に迎えます。
思いがけずいつもハプニングを起こしてしまうパディントンですが、帽子をきちんと被り、まわりの人への挨拶を欠かさない、礼儀正しさとその愛嬌でみんなから愛されるかけがえのないくまに。
思わずクスッと笑ってしまうようなシーンもたくさんあり、やみつきになってしまいます。
かわいらしいパディントンに癒されたい方におすすめです。


こそあどの森⑪「水の精とふしぎなカヌー」岡田淳

こちらは私の大好きなこそあどの森シリーズ。
なんと第11話です。

こそあどの森に住む作家のトワイエさんは足を怪我してしまい、しばらくギーコさんとスミレさんの家のお世話になることになりました。
家に帰れないトワイエさんから、頼み事を受けたスキッパーですが、トワイエさんの家に着くと誰もいないはずなのに落ち葉が片付いているではありませんか。
近くの川には小さな小さなカヌーが流れてきました。
いったいなぜ落ち葉が片付いているのか?
川に流れてきた小さなカヌーは誰のもの?
今回もふしぎなお話がたくさんです。


以上5月に読んだおすすめの本5冊でした。
もうすぐ梅雨入りということで室内で過ごすことも増えてくると思います。
ぜひお家で、あるいはお気に入りのカフェで、読書タイムなんてどうでしょう?
梅雨がみなさんの楽しい読者タイムになりますように。

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藤岡ぴぴ
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