就活本や転職本への違和感。
3つ目の投稿です。
「選択」をテーマに投稿していこうと思っているわけですが、「仕事」という人生において重要な選択を迫られたときに読む本と言えば、就活本や転職本だと思います。
タイトルで「違和感」と書いたものの、私自身も就活や転職時には色んな本を読みました。当時多くの学びをもらいましたし、今でも仕事に活かされている考え方などはたくさんあります。ただ、今になって思うこともあります。
それは『正しい選択』が存在し、『答えの見つけ方は存在する』かのように感じてしまうことです。それはそのはずです。多くのベストセラー書籍は、誤解を恐れずに言えば「成功者」が執筆しているからです。また、出版社は「これを読めばあなたも成功できます」というようにマーケティングを行うものなので、致し方ないことなのかもしれません。
そういう多くの本は、基本的には2つの方向性だと思っています。①やりたいことの見つけ方、②市場価値の上げ方、です。それはそうですよね。誰しも、やりたくない仕事をやるよりはやりたい仕事をしたいですし、お給料が高いことに越したことはないですもんね。
ただ、『正しい選択』というのは存在するんでしょうか。『正しい選択』には公式があるんでしょうか。『正しい選択』が見つかったとして、全員が行動できるんでしょうか。そして『正しい選択』が仮にできたとして、必ず成功することができるんでしょうか。私はいずれも「NO」だと思っています。
『正しい選択』"だったかどうか"は、後から振り返ったときにしかわからないのではないだろうか。逆に、『正しい選択』という意味付けさえも自分次第なのではないだろうか。
私はこれからいくつかの「選択」のお話をしていきます。ただ、「こうすれば正しい選択ができます」みたいな内容ではないです。「どういう思考で」「どういう選択をし」「その結果どうなったのか」をお伝えしたいと思っています。その一連のプロセスの中で学んだことをお届けすることで、あなたの「選択」の一助になればと思っています。
ではではまた。
ふひと