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東京歌壇 掲載歌(2020年)

2020年。短歌をはじめたばかりの私が採用いただいたのは、1首だけ。
でも、いまもこのときの気持ちを忘れたくなくて、ツイッターのトップに固定しています。

2020.10.18 東京歌壇 東直子選

あさやけが胸から流れ血のようでどうかしてる/同化してる、とこの目を閉じた。
(鈴木精良)


8月に投稿をはじめたので、9月20日に投稿したこの歌はだいたい2カ月めぐらいのもの。
だけど、そのあいだにもお仲間はどんどん投稿歌を採用されていて。すごく不安でした。

この歌で、選んでくださった東直子先生に「そんなに大好きなら、自由に短歌を作っていいんですよ」と言っていただいた気持ちでした。
嬉しくて、信じられなくて。半日ぐらい わあわあ泣いてしまった。

朝、まだベッドのなかで半分寝ぼけながら、スマホに打ちながら湧いてきた歌。

ここから次に新聞歌壇で採用いただくまで、長い長い時間がかかってしまいましたが
ずっと短歌と手を繋いでいこう、と決めた瞬間でした。


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