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過去の文章、今の文章。

目は肥え、筆は衰え。


|ᐕ) ⁾⁾💦 御無沙汰です。


 どうも、御無沙汰しております。
 於兎沢です。今回は徒然と書いてまいります。
 ここでの構成力は皆無と思っていただければ。

 先日、pixiv交流企画の初参加作品、「山鳥高校」(鳥校)の過去データを発見し、読み返しておりました。
 また、凍結した過去作の文章についても見直して、良いところ、今ならこう書き換える――というところを再確認しており候由。
(ちなみに、周りの参加者の方々のお力もあり、久々に物語で泣きました。
 そして灰慈先生のネタ探しの旅の続きが気になった……←
 もっと絡みたかったけれど、交流初なのと不得手なのとで上手く振る舞えず。
 申し訳なす🍆ナスーン)

 なお、当時〜ネット断絶までのpixiv企画参加はとても楽しかったのをよく覚えております。
 良い企画ばかりだった……!
「帝都かくりょ奇譚」(帝幽譚)も途絶したのが遺憾でなりません。

 さてあれ。
 当時の若さで、今には無い自己分析の深さや浅さ、同時に勢いみたいなものが感じられました。
 でもあの頃は書けてたなぁ、というのと、こんな表現今思いつけるか? というのと。

 アマチュアは特に、「過去作と今の筆力を比較してはならない」らしいのですが、こればかりは。
 びっくらするほど違いましたね。

 もちろん、基礎練(ChatGPTによる文章練習プラン)は続けておりますし、プロンプト・ライティングで今までに無い発想があらわれたりもしましたが、過去のほうが縦横無尽、という具合でした。
 あと、自由でしたね。
 今は自縄自縛な感じがいたします。

リライト、リメイクは?


 リライト、というわけではありませんが。
 過去作のリメイクならどうなのだろう……?
 そんなことも思ってみたり。

 しかし当時のプロットまでは残っておらず。
 残念ながら、あの作品――すみ子の話など、解凍して筆を続ける、というわけには行かなそうです。
「雀色を知る前に、」などという冗長なくだりは、まぁなんとなく深そうな意味合いは感じますが、省くでしょうね。
 むしろ歳不相応に感じさせるアンニュイな雰囲気は、今出せそうにありませんし、劣化しそうな気配。。

 アイデアそのものも、かつてほど柔軟でなく。
 ここは基礎練のプロンプト・ライティングにて、鍛え直しているところです。
 発想力ほしい。切実。

今、過去、それから。


 筆力についてもですが、過去は今に深い影響を与えているものです。
 “今ここ”に集中すべき、とされるのもわかります。

 しかしながら、臨床心理的の治療を当事者として続けていても、過去の存在は無視できないもので。
(逆に、それを“否認”することで治療を妨げることさえあります。)

 さてあれ、良い方向で捉えると、筆力に衰えがあったとしても、インプットされた経験値が消えるわけでもなく。
 記憶の引き出しにアクセスしにくくなっている、脳のその辺りの回路がつながりにくくなっている、と考えると、つなぎ直せばよいだけとも言えます。

 その存在が無くなるものではない。
 それに力づけられることで、過去作の存在も生きては来るでしょう。
 なつきち(於兎沢夏樹、鳥校当時のうちの子、今の筆名の元ネタでもあります) にあそこまでつらつら書けたのも、そこまで内圧が高まっていた証拠。

五里霧中の一寸先へ。


 そして、今現在も、内圧そのものは高まり、しかし行く先未定の舵取りの居ないような状況で。
 難破しかねないなぁ、とも思うくらいです。

 汎用世界観も、活かせるのかどうか。
 ・そもそも書きたい方向性は?
 ・エンタメと純文芸の中間小説を目指したいと思っていたけれど、ではその“中間小説”とはなんぞや?

 そんな疑問にまだまだ五里霧中です。
 一寸先は闇。
 歩き出せば、あるいは光のうち光るあるうちかもわかりませんね。

 ただ、創作そのものへの姿勢というか、スタンスというか、そういうものは変わってないところが大きいかな、と思われました。
「作品はきっかけとしてそこに置かれるだけのもの。書き手の表現もあり、受け手の表現もあり、派生作品を創る方がいらっしゃれば、そこに新しいきっかけも生まれる。」
 あるいは、
 酸いも甘いも辛いも苦いも、そして、素敵ななにもかもが「Art is Life.」を形づくる。
 読み取る側は、ただ楽しめばそれでよいでしょう。あるいは、なにか固有の“問いかけ”に気づければ。

 書き手側はそうは行かないので、小川未明のいわゆる「根本用意」についても見直したところです(青空文庫に「文章を作る人々のための根本用意」があります。必見)。

「観察」「思索」「読書」、あるいは個人に特有の「経験」――それぞれが活かされて行くものだとあり、「一の習練より十の習練」、そして「十の習練より二十の習練」とのこと。

 基礎練は続けて行きます。
 そのうえで、実作に戻るなり、習作に励むなり、なにか動きがあれば――と自分に期待するところでもあります。
 まだまだ未熟なひよっこ文章が出来上がるものかと思われますが、それはそれ。
 お付き合いいただければ幸いです。

――徒然、書き散らすばかりの。


 そんな具合に、自省を繰り返してはおりますが、感興やや深まるところもありしに、散文のほう、もうすこしなにか挑戦できたらと思っております。

 相変わらずの遅筆ぶりでは御座いますし、いつ公開できる作品になるかは不明です。
 が、そろそろ“今の文章”でのサンプルをお届けしたいとはずっと思っていて。

 プロンプト・ライティングからなにか活かせるネタでも探せれば、というのも贅沢かも知れません。
 が、ともかくストーリーラインが、こう、脳に来るものもあらば、と希望するところではありますね。

 長くなりました。
 ここまでお付き合いいただけた方々、大きにありがとう御座います(*ᵕ ᵕ)"

 それでは、良き一日がありますように🍀 ́-‬
 


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