グレーのままで抱え続けるということ
白と黒のあいだ、1と0のあいだで、簡単には決めつけられないもどかしさに耐えながら考え続けること、その場しのぎのインスタントではなく、じっくりと時間をかけて消化し、深化させていくこと。今、なによりないがしろにされていて、でも本当はいちばん大切なこと。
先日、深い話ができる大好きな友人と、そんなことを語り合った。
「若者たちが生きていく未来の世界を少しでもよいものにするためにできることはなんだろう」という話の中でのことだ。
こんな話を、笑い飛ばしもせず、肩をすくめて黙ってしまう