筆の持ち方色々
筆の持ち方にも色々種類があります。
そこで、今回の記事では色々な筆の持ち方をざっくり紹介したいと思います。
一番基本 日本式の持ち方
筆を垂直に立てて、人差し指の第二関節と親指の第一関節でしっかりと筆を固定します。親指が少し上向きになっているこの持ち方は、長いストロークの線におすすめです。筆の上の方に支点がくるので、筆の可動域が大きくなります。
一方、このように親指を横向きにして持つと、筆の可動域が狭まるため、短いストロークの線がコントロールしやすくなります。
2本掛け
こちらは2本掛けと呼ばれる持ち方です。人差し指と中指を筆の軸に掛けて持ちます。人差し指と親指だけで持つときよりも筆がしっかり固定できます。
中国式の持ち方
日本式の持ち方はかな書きなどに適しているのに対し、中国式の持ち方は漢字を書くのに適している。筆がしっかり固定されるので、カクカクとした字が書きやすいです。
側筆
側筆はその名の通り、筆の側面を使って描く時に使う持ち方です。横方向の線を書いたり、筆の腹を使って塗ったりするときにもおすすめです。
逆筆
逆筆は、筆を自分の体と反対方向に動かす書き方です。筆のバネがしっかり使えるので、勢いのある線が書けます。
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丸山雄進堂
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