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”その子らしさ”を表現する〜作品展から得た気づき〜
はじめに 自己紹介
静岡県裾野市でひだまり書院を主宰している 伊藤翠香 と申します。
裾野市内でペン字講座講師として、またオンラインでお子さん向けの毛筆・硬筆レッスン、大人の方向けのペン字レッスン、その他ワークショップ開催などの活動を行っております。
そして、9月2日にエクシブ山中湖で開催される「ビューティーJAPAN FUJIYAMAエリア大会」に出場するため、現在準備の最中です。
熱い想いを持ち、社会に向けて発信し、行動を起こす女性。
そんな女性の社会進出をサポートするコンテスト
「ビューティーJAPAN」
今まで知らなかった世界、素敵な方々との出会いに刺激を受ける毎日です。
私も少しずつではありますが、これからのビジョンを見据えながら、
「私に何ができるか」
を、真剣に見つめ直してきました。
このnoteからの発信をご覧いただき、普段インスタグラムでの投稿では伝えきれない
「私という人となり」
「熱い想い」の理由
が伝われば幸いです。
ビューティーJAPAN FUJIYAMA大会の詳細はこちらからご覧ください。
2023年のエントリー募集も始まりました!
「秋のミニ文化祭」 昨年の作品展示について
昨年9月、私の主宰している書道教室で作品展が開催されました。
地元にある裾野市長教寺さんのご厚意で、本堂に毛筆や硬筆、そして創作作品を展示させていただいています。
2021年、第6回目を迎えた作品展のテーマは、
「夢」
黒いシートを削ると綺麗な色が見えてくる
”レインボースクラッチシート”
を使って、色とりどりに仕上げた「夢」「ゆめ」の文字・・・
昨年は、その子が書いた字を削りとって、オリジナルなスクラッチアート作品にしました。
みんな同じ毛筆で書いた字であっても、手書きの文字からはその子らしさが自然とにじみ出てきます。
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私がなぜこの文字、このテーマを選んだのかというと、
「本当の夢を思い出してほしい」
「子ども達の夢を見にきてくださる地域の方にも、作品を通して元気をお届けしたい」
そんな想いがあったからでした。
コロナ禍だからこそ、忘れないでほしかったこと
2021年8月から10月。
まだ先行きの見えないコロナ禍の下、子どもも大人も疲れが隠せない状況でした。
私には未来への「夢」があったので、それを水面下で叶えるべく、不安ながらもワクワクした毎日を過ごしていました。
こんな大変な状況下だからこそ、大人にも子どもにも未来の「夢」や「ビジョン」が必要なのでは?
こう考え、スクラッチアートの夢の横には、硬筆でその子の「将来の夢」を書いたものを合わせて一つの作品にすることを決めました。
私には、
(子ども達は「夢」をすぐに書けるだろうか‥‥)
(将来の夢と聞いて、戸惑う子はいないだろうか‥‥)
と若干の不安もありました。
しかし、こんな心配は全く必要ないくらい、
子ども達は素直に、自由に夢を書き綴りました。
大人が望んだ夢ではなく、子ども達がちゃんとワクワク思い描いている夢が、そこにはありました。
一人ひとり、しっかりと自分の青写真が見えていることに心から嬉しくなりました。
そして、自分の想いを包み隠さず、きちんと言葉で表現できていることに、尊敬の念すら感じました。
こんなに未来が曇ったように感じる状況であったとしても、
(子ども達の夢は無限大だな‥)
そう感じ、胸がいっぱいになりました。
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作品展はおかげさまで好評でした。
特に子ども達の「夢」のスクラッチアート作品には、保護者の方や見に来てくださった地域の方はもちろん、インスタグラムからも温かいメッセージをたくさんいただきました。ありがとうございました。
(本作品のアイデアや指導法に助言いただきました先生とのご縁に、深く感謝しております。)
静岡新聞に記事掲載 〜私なりに気づいたこと〜
さて、2022年今年もすでに準備に入っている、この作品展示。
小さなお教室ではありますが、このような地元に作品を1ヶ月という長い期間展示していただけることには、毎年感謝の気持ちでいっぱいです。
長教寺さんは、以前は地域の子ども達のためにイベントを開催してくださり、我が家の子ども達もお世話になりました。
作品展示も、地域のためにと毎年お力添えをいただいています。
また、昨年は子ども達の作品展の後に、私の書道作品を展示していただきました。
その時に展示したインスタグラムの小さな作品について、「静岡の風景✖️美文字」として新聞に取り上げていただく機会を得て、初めて取材を経験しました。
子ども達同様、私自身も楽しみながら表現し、発信し続けてきたことが、このような記事掲載に繋がったことで、改めて「自分らしく」表現することの大切さに気付かされました。
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2022年の作品展示について
今年の「秋のミニ文化祭」作品展示は、9月17日から行われます。
そして今回、
「パステルアートDE書」
ということで、九州にお住まいのパステルアートの先生から、オンラインで直接ご指導いただいたパステルアートを、書道とのコラボ作品として制作しています♪
こちらもどのような作品に仕上げるか、今からワクワクしています。
地元の小さな作品展示ではありますが、よろしければ見にいらしてください。
作品展示を振り返ると、毎年カラフルな創作作品に挑戦しているということがわかります。
子ども達や大人の方からも、
「色を使った作品は普段はできないから、毎年楽しみにしています。」
「書道は白と黒だけだと思っていましたが、色を使うのも素敵ですね!」
こんな言葉をよくいただきます。
私自身、書道や手書き文字の伝統は大切にしながらも、今の時代に合わせて変化しながら表現を楽しんでいきたいと考えています。
「こうあるべき」
という思いも必要ですが、そこにとらわれずにチャレンジすることで、新しい価値観や新たな楽しさ、喜びが見えてきます。
もちろん、私は白と黒の墨の世界もとても大切にしています。
普段のお稽古では、子ども達には基本を重視した指導を行っています。
伝統の良さも大事にしながら、その上で年に1度〜2度、自由な表現で作品を作る楽しさを味わってもらっています。
終わりに
このように、その子らしさを表現できるところは、手書き文字の大きな魅力だと言えます。
9月2日の本番まであとわずかではありますが、
ビューティーJAPANへの参加を通して、
「手書き文字の魅力をたくさんの方にお伝えしていきたい」
と思います。
大会本番に向けて、私らしく頑張っていきますので、
共感いただけましたら、投稿へのいいねや💓タップでの応援、
よろしくお願いします!
長文をお読みいただきありがとうございました。
*伊藤 翠香*