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1/15 音楽を聴きながら酒を飲む
ども。
今日は90年代の名曲を聴きながら飲んでいました。
My Little Loverの「Hello,Again~昔からある場所~」を聴いていました。
この曲は恋愛の曲かと思いますが、いつもある歌詞に注目して聴いてしまいます。
それは
泣かないことを 誓ったまま 時は過ぎ
痛む心に 気が付かずに 僕は一人になった
です。
この歌詞が自分にすごく刺さるんです。
働いていた時に、パワハラに負けるもんか!と思って歯を食いしばって頑張っていました。
泣かないことを誓ったわけではありませんが、誰にも弱音は吐かなかったし
気合で何とか乗り越えようと思い、毎日の残業が少しでも楽になればと思い
仕事を家に持ちかえりやっていました。
というのも、普段は現場仕事なのに事務の仕事までやらされ始めていたのです。
同僚も先輩もやらされていないのに、俺だけ仕事量が膨大でした。
泣いて弱音を吐いてる暇などなかったのです。
この曲の歌詞の通り、痛む心に気付かなかったのです。
心が限界だったんです。
そして日々の残業と睡眠不足で会社で倒れました。
倒れる前、血の気が引くような感覚を覚え、その後仕事をしていると
両手両足が自分の四肢とは思えない何も感じない感覚になったんです。
その後手足は回復しましたが、言葉が出てこなくなり話せなくなりました。
1時間くらい経ってだったかな?
また話せるようになりました。
その症状を見て上司は何も言いませんでした。
まぁ、俺のことが嫌いで潰したかったでしょうから、やっとかという感じなのでしょう。
その後、休職を勧められ3ヶ月だったかな?休職しました。
内科に受診し、日々の症状を話したらパニック障害の可能性があるから
精神科を紹介してくれるということでした。
精神科に行くのはひどく抵抗がありました。
でも心の限界があったのは確かだったので、予約して通院するようになりました。
そして休職期間が終わり、会社に復帰してみると…俺の居場所はありませんでした。
誰も俺と口をきいてくれませんでした。
今まで同僚や先輩と同じ場所で休憩していたのに、話しかけても無視されました。
そして中学時代いじめられてた頃を思い出し、あの時の情景がフラッシュバックして目眩がしたんです。
なんとなく。なんとなくですけど、俺はもう終わったんだと思ってしまったのです。
その日は早退させてもらい、後日会社を辞めました。
さぞ上司は嬉しかったことでしょう。
気に入らない人間が辞めたわけですから。
でもその後その上司はクビになり、会社も倒産するわけなんですけどね。
上司は、狭い世界でしかいきがれない弱者なんだと思いました。
会社を辞めてから精神科に通い続けました。
病状が悪化したり、自分が自分じゃなくなるような感覚など様々な体験をしました。
なぜですかね。
働いている時、弱音は吐かなかったし誰にも頼りませんでした。
一度も泣いていません。
そのおしとどめていた波が決壊する時がきまして…
突然家の洗面所で座り込んで子供のように泣き出して、涙が止まらなかったんです。
きっともう心が壊れていたと思うんです。
そして昔から仲良くしていた友人達は会ってくれなくなりました。
精神科に通ってる=頭がおかしい みたいな間違ったイメージもあったのでしょう。
絡みにくい感じでしょうか。
あれだけ一緒に青春時代を過ごしてきた仲間でさえです。
俺は文字通り一人になりました。
だから
泣かないことを 誓ったまま 時は過ぎ
痛む心に 気が付かずに 僕は一人になった
この歌詞が非常に刺さるんです。
涙を流して聴いています。
このnoteを見ている皆さん、例えば今自分の心が壊れそうな環境にいたら
全力で逃げてください。
心が壊れてからでは遅いのです。
何もかも大切なものまで失ってしまうかもしれません。
時に逃げることは恥ではありません。
俺はできなかったけど…皆さんには壊れてほしくないのです。
身体の怪我ってそのうち治ったりしますけど、心が一度壊れると中々元に戻らないんです。
暗い過去を読んで頂いてありがとうございました。