自分も幸せ　まわりも幸せ

先日、あるワークショップに参加した。
それは、これからの生き方を探求するものだった。

突き詰めて考えると、
私の考える幸せの形は
「自分も幸せ　まわりも幸せ」だということに気づく。
自分が心地よい状態であるだけでなく、
自分が関わる場にいる人たちに
何かをプレゼントできたら、と思って生きている。

たとえば家族。
私と結婚してくれた人。
私から生まれた人。
私を生んでくれた人。
「私がいてくれて楽しかった、よかった」と
思ってくれたらうれしいと願っている。

たとえば音楽。
「私が関わったことで音楽が楽しくなった」
「私が入ったことで運営がよくなった」
と思ってほしいから
楽器の技術や表現を探求するし、
おせっかいながら労力や時間を使って
よい方向に行くようついつい助けてしまう。

仕事だけが自分の意にそぐわないが、
そのなかでも、自分が得意である文章を書くこと
（事例記事やメールマガジンの執筆）については
「自分が関わったことで文章がわかりやすくなった、
内容に感動した」と思ってほしくて、
生成AIに書かせたら一瞬かもしれないライティングを
自分の頭と心で考えて、時間もかけて
全力で取り組んでいる。

そして、最近忘れていた夢を思い出す。
失われつつあるもの、
たくさんの人たちから見えないもの、
それらを残したり、
スポットライトを当てたりしたいのだ。
その人が一生懸命に生きた証を残したいのかもしれない。

さあ、また新しい一週間が始まり、
全力では賛同できない仕事にどっぷりの毎日が始まる。
そんななかでも、少しずつ前に進もう。
「自分も幸せ　まわりも幸せ」な人生を目指して。