3年で成し遂げたいこと
先日、住んでいる宿舎に
救急車と消防車とパトカーが押し寄せた。
何事かと思って外を見ていたところ、
入っていったのはなんと隣の部屋。
出かけようとしていた夫と子どもが警官に聞いたところ、
住んでいた方が亡くなられたとのこと。
朝や夕方、玄関の前や宿舎の入口で顔を合わせて
あいさつするだけのお付き合いだったが、
ショックだった。
のちに管理人さんから
ご病気で亡くなられたと聞く。
一昨々日は、松岡正剛さんが亡くなられたことを知る。
東京駅のそばにあった「松丸本舗」は心躍る書店で、
何度も足を運んだ。
出演したヤマザキマリさんのラジオは
聞き逃し配信で何度も聴いた。
いつか、編集や文章を書くことについて直接学べる場に
通いたいとひそかに思っていたが、
叶わぬ夢となった。
人はいつか死ぬ。
「人生100年」などと言うけれど、
そんな言葉には踊らされない。
健康診断で複数の箇所が引っかかる現在、
身体も頭も健康なまま長生きできる保証は全くない。
最近読んだ本に、この先3年でどうしても
成し遂げたいことは何かを考えながら
生きるといいという考え方を知る。
自分の場合、3年後は60歳。区切りがいい。
そう考えたときに出てきたのは、
「自分が知っていること、消えていくことを文章として残したい」
「室内楽で音楽の世界を表現したい」
ということ(今のところ)。
「私の人生、こんなはずじゃなかった!」と叫びながら
死にたくはない。
この3年でやりたいことを実現させ、
また次の3年を全力で生きていくことを繰り返そう。