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✴︎ 過去世や意識が肉体へ及ぼす影響

前回に引き続き、今回も過去世に関連したご質問にお答えします。
「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズの2です。
ババン!素敵なご質問!ありがとうございます。

2. 過去世や意識が肉体へ及ぼす影響について知りたいです!

まず、「意識」のお話から。「意識」を顕在意識(けんざいいしき)と潜在意識(せんざいいしき)に分けますね。顕在意識が、私たちが思考したり物事を認識したり、自覚のある場所とします。この文を読んで理解したり考えたりする場所。そして潜在意識を、普段は認識しづらいけれど、行動原理になっていたり、感情が生まれるトリガーとなる観念がたくさん隠れている場所とします。この文を読んで、知らない間に情報が沁み込んでいく場所です。

メカニズムとしてシンプルにすると。
人の潜在意識にある「観念」が、その人の世界を作っています。その観念が現実に引き起こされた時、顕在意識が認識します。顕在意識でそれに対して意味を作り、その意味付けがまた潜在意識に刷り込まれていきます。例えば、私に「爆発音は怖い」という観念があるとして、旅行先の香港で爆竹の音を聞いてドキドキし体から汗が出るのが、潜在意識にある観念の現実化、そして「爆発音は怖い!やっぱり怖い!どうなるの!?」と、また、経験によって同じ観念が潜在意識に刷り込まれていきます。そこで、「あ、爆竹か。お祝い事かな?美味しい食事でも出るかしら?」と美味しい食事が振舞われる場所へ行った時、新しい観念を作っていくきっかけにすることができます。新しい意味付けをしていくことが、潜在意識の書き換えと呼ばれるものです。

その潜在意識にある観念が、どこからきたものなのか?
という答えのうちのひとつに過去世を含めることができます。しかし、潜在意識自体がまだ多く解明されていないので、過去世だけとは言えないですし、インナーチャイルドと呼ばれるエネルギー、人生経験で身に付けてきた考え・教訓、幼い頃に読んだ本の教訓、繰り返し両親や先生たちから聞いてきた教えやテレビで言われる常識などによって、観念が作られてきています。(余談ですが、テレビの影響力は絶大で、覚えてしまう曲調、フレーズなどが、まさに、潜在意識に刷り込まれたもの、というものになります。また、リラックスしている時が一番潜在意識への刷り込みが簡単なので、食事時のニュースは、食事という楽しむべき時間に、「こんな悪いことが世の中では起きています」と暗にメッセージを刷り込ませています。陰謀論とされやすいですが(私は陰謀論を支持しませんが)それでも、その時間帯の不幸なニュースの垂れ流しは、人々を幸福に保つのを阻んでいるなぁ〜と感じるものはあります。だから、「選んでいる」スタンスを保つことを勧めています。ニュースを見るのをやめてしまうのではなく、「そんなことがあるんだな」だけで終わらせる。多くの人は「そんな不幸なことが起きるものなんだな。自分もいつ不幸になるかわからないな。気をつけなければ」と、意味付けをしてしまうのですが、そこに、方程式を作らないでいること。それを起こしたのは、その人の観念が引き起こしたのだ、と影響を受けないことを「選ぶ」のが大切になります。自分さえよければいいや非情というのはまた別です。集合意識への関与をやめる、ということです)

先ほどの「爆発音が怖い」の理由を、小さい頃に住んでいた隣の家で発砲事件があって警察がたくさんきてなんだかわからないけれど怖かった、だったり、過去世で空襲に遭って死んだ、だったり、幼い頃からテレビで繰り返しサスペンスものが流れていて爆発音は人が死ぬ音と認識した、だったり、など、探していくと様々です。

魂の意識。ここは顕在意識とも潜在意識とも異なっている領域のようですが、これが、使命・天命や、人生の流れの中のどのあたりでどんな出来事・どんなテーマ、どんな肉体でどんな家系に生まれるか、というのを大体で決めていると言われています。(でも!決めていた通りのことを探ってやっていくというよりも、心地いいやり方を思い出していく、という方がスムーズに魂通りにいけたりしますから、決められた通りにしなければならない、そうするべき、とは思わずに進んでいただけたらと思っています。あくまでも、大体で、ですから、ちょっとくらい逸れても大丈夫です)

その魂が、生まれる時に、こういうテーマをぶつけてそこから超えたいし、こういうことを知りたいから、こういう家系の肉体(免疫系・骨格・循環器系・がん系の弱さ強さなど)で、こんな病気にかかりやすくして、強化したり、信じるものを作って行ったり、しよう!という風にしている、らしいのですね。らしい、です。盲信はしないでくださいね。ここで、ご先祖さまと前世が繋がるんですね。この前世背負って家系を選ぶぞー、のような。

そして。
人間の肉体を解剖すると、関連のある感情、観念、などエネルギー的に親和性のある部位があるようなんですね。東洋医学の経絡なども関わっていると思います。怒りが肝臓や我慢、「がんばらなきゃ!!!!」やひねくれるのが脾臓、サイキック能力の開花が松果体、などなど。肝臓の経絡を辿ると(小鼻の横とか、歯茎にもね)怒りに似たチリチリとした痛みがあるのに対して、肺の経絡は悲しくなる感覚、とか。

例えば、魂が決めたテーマ「25歳あたりは、怒りをたくさん知って解放するぞー!」とご先祖さまから伝わる両親からもらった体「アルコール耐性弱いでーす」と潜在意識にある今ヒットしてる過去世の「ファラオの怒りで死んだー」がバチコーンした時、現実に、社長からイライラする取引先との仕事を押し付けられて「あーもう飲まないとやってらんね〜」という日々が3週間くらい続いて、肝臓が痛む、ということが起きたり、します。例えばの話です。数字を変えていただいたり、内容を変えていただいたりすると、結構、腑に落ちることもあるかもしれませんが、意識と肉体の関係はそういうもののように私は感じています。だから、アルコール・肝臓・怒り、という関連性から、むむ、過去世で何か怒りにまつわるものあったかな?と探って解放して、怒りの感情解放をして、「オッケー!目上の人にまつわる怒りをとりあえずは終わらせたぞー!」となると、病気が終わって、また新しいステージにいく、ということが起きたりします。

それが、意識・過去世と肉体の関係として表せるものなのではないかな、と思います。

また、肉体で感じる痛みには、骨折して治ったはずなのにまだ痛む、などの、痛みというエネルギーが残留していることというのも起きます。必ずしも過去世だけでなく、現世、小学生の時に骨折した箇所のうずき、というのも、気圧の変化などで起きることもあります。それも、もっと深い領域から解明していくと、その場所によってサインとして見ることもできます。

たかが二日酔いの頭痛でさえ、右か左か、どの場所か、どのような痛みか、というものでも観念を探ったりできます。そのタイミングで二日酔いを起こしたことも潜在意識の計らいです。食べ過ぎた、飲み過ぎた、乗り物酔い、右側の指に擦り傷を作った、それらもすべてを過去世と関連づけることは可能です。過去世で受けた傷の追体験、ということも言えます。ただ、過去世だけがすべてではない。でも、過去世を探って痛みがなくなっていくことも、ある。そのような関係性で捉えていただくといいかなぁと思います。

多くの領域の、多くの幅広い観点から、今起きた出来事を起こした。
いつでも、様々な理由が合致して、今、起きるべきことが起きた。
そう捉えた時、今あるものすべてが奇跡のように感じること。その美しさのような、完璧さのようなこと、「有り難い」と思えるところを感じていただけるのではないかな、と思います。

とても興味深いご質問をありがとうございました!

次回、「3. 過去世を知りたい願望が強いです。なぜなのかが不思議です」と「4. 過去世を思い出すというのは準備が出来たら誰でも出来るものなんでしょうか?」についてお話ししたいと思います。お楽しみに〜♡

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