✴︎ 想念や邪念のクリアさについて
「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズの16です。
「26. 人にヒーリングする時、自分の中の想念や邪念がクリアになってるかどうか分かるサインはありますか?」
とーーーーーっても素敵なご質問をありがとうございます。
でも実はとーーーーーーーーっても難しいのです、お答えするの。
サインとしてはもう、「脳内に浮かぶことがどうか」だけになります。分かること自体が難しいことでもあり、ひたっすら訓練が必要になります。
これは私が1年間のヒーリング特訓をしていた時の経験ですから、どの人にも当てはまるとは思わないのですが、だからこそ、想念を飛ばす・邪念を飛ばすということも、その人の観念ですからはかりようがないものでもあるのですが・・・
「これ、できてるのかな?」「あ、頭痛いのかな?」「あ、腕にモヤが出てきたな」「このしこり、どうにかならないかな」「あれ?」という、本当に本当に本当の一瞬、疑念のようなものが出たら、その疑念・想念が、相手のその場所(例えばその例のできてるのかなであれば全身、頭痛いのかなであれば頭、腕ならば腕)に、想念が飛んでいるんですね。
これは師匠に見てもらいながら、モデルさんへのヒーリングレッスンだったので「違う」「想念出てる」「ストップ」「既に想念入ってる」と、サクサクと想念が付着してることもその場で教えていただいたことが助けになりました。最初は自分では全く分からなかったのです。
対面ヒーリングでは、ふ、と、意識が自分ごとになった時やクライアントさんに関係のない自分の身の回りのこと(あれ食べたいな、とか)が出てきたときに、その目の前の方の反応で「あ!想念出てる!」とすぐに分かって、消して、集中、という軌道修正がやりやすいのですが、遠隔はなかなか難しいと思います。(それが出るということがヒーラーとしては未熟ではあります)出てくる意識でも、その方に関係のあるビジョンであったりすると、想念ではなくサイン・お知らせ・メッセージであることもあります。自分に全く関係ないのにイチジクが出てきた→タロットやキリスト教でイチジクや石榴が大切な意味を持つ・女性性のこと、など。
ヒーリング中かどうかは関係なく、厳密なエネルギーとして、「あの人どうしてるかな」も想念。「あの人元気かな」「あの人、〇〇だな」「この人どうしてこうなのかな」も、全部想念。受けることを観念として持っていると、もう、凄まじいほどに、怖いくらいに、飛んでくるのが分かります。想念は念力で、天地のヒーリングではあまりよしとしていません。「念力で人を動かす」「念力飛ばして、事象を変える」これは、カルマを作り、よくない影響をもたらします。だからこそ、いかに潜在意識に任せているのか、利他・無私でいられるのか、自然にそう在れるのかが問われます。訓練がとても必要なことになってくると私は思っています。
何か変えたいことがあったとして、ムーーーンと念力飛ばしても、想念が飛んで、ネガティブな支配的な欲で動かして、ということが起こるのですね。クリアではありません。欲は欲。欲が悪いとは言いませんが、カルマをもたらします。
変えたいことがあった時、でもそれすらも変わるべき必要があるならば、あるべきタイミングで起こるものだと委ねていれば、クリアな状態で、そして、自分の中のその支配欲を見つめて手放す機会にして、天地に繋がっていたら、そうそう悪いことは起きません。結果的に、執着から解き放たれて、思うよりも早く現実に起きたりします。
・・・
話が逸れました。
ヒーリング中に想念が飛んでいるかどうか、これは、自分よりも敏感にエネルギーを察知する方に見てもらい、訓練を重ねて、大丈夫だと思える状態でヒーリングし続けていく、それがシンプルなやり方なのだと思います。
この問題、想念問題、とてもデリケートで、ストイックにしていくと難しい問題になり。だけど、ここをクリアしないと、他者へのクリアなヒーリングはとても難しいものです。だから、なかなか、プロのヒーラー講座を開催できずにいるもので、申し訳ないです。この想念問題は時間が必要です。一回でできる、終える、というものではなさそうです。もちろん、元々想念の観念を持っていない人もいると思います。だからこそ難しいな、と感じています。適切な答えになっておらず申し訳ないですが、モニターさんに正直に感じたことを教えてもらう(ちょっと頭痛がした、嫌な感じがした、なども)ことや、エネルギーに敏感な第三者にジャッジしてもらう場を作ることなど、自分以外の人に教えてもらうことも大切なことかもしれません。
「絶対念は入らない!」「無心、無心、無心」「ビジョンを見ない」「何も考えていない!」「全ての意識をハートに集中!」をヒーリング中にしっかりと達成できた時、それは想念・邪念が飛んでいない状態です。それはご自身で分かることもできると思います。
ヒーリング、意外とストイックさが求められるのですね。