✴︎ 過去世を知るには?
「ヒーラーあゆみ、質問にお答えします」シリーズ 4
第一回、第二回、第三回に続いて質問にお答えいたします。
本当に素晴らしいご質問ばかりで有難いです。では!
5. 講座受けたら自分で過去世リーディングできるようになりますか?
良い質問です!!すっごく!ありがとうございます。
今現在、ヒーリング・リーディング講座を開催しておりますが、どうしても切り離せないところがあるのです。順番としてはヒーリング講座、その次にリーディング講座、とできれば良いのですが、これはもう人それぞれ・魂の設定それぞれになってくるもので、ヒーリングをした時点でリーディングをすぐにできる方もいらっしゃるので、カリキュラムに含めております。
リーディング・チャネリングについてのスタンスとして、私たちの顕在意識で分かり得ることは、潜在意識で起こっていることのうち、一体どれだけ小さな範囲のことなのだろう、と常々感じています。言葉の大切さ、分かることの大切さ、分かって動いていくこと、分かった瞬間に物事がザーッと動いていくことの大きさ、というのもとても大切にしてはいるのですが、その分かったこと以上にもっとすごく繊細で深い場所で起きていることも大きいんだな、と感じています。
そして、"分かること"をどのくらいの広さ・深さまでというのが魂それぞれなので、リーディング講座を別枠にできないでおります。パキッと区切ってしまうともったいないかもしれないな、と。
そもそも、ヒーリングしている間に分かることをリーディングとしています。ヒーリング中に五感を駆使して「何が起きていたか」「どのようなことが語られていたか」「これからどうなっていくか」というのを察知するのがリーディング。だから、リーディングとして分かることができたら、それは副産物。大切なのは解放されていたか、エネルギーが動いたか、ということとしています。魂の設定によって、その読める範囲が深いものか、分かるよりも体感が強いようにするか、というのが違うのですね。
講座の中では必ずリーディングを実践していただきます。それは過去世の場合もあれば、お持ちいただいた写真の相手であったり、クリスタルや花であったり。対象が何であれ、ヒーリングエネルギーを流しながら言葉などメッセージやサインを受け取るやり方自体は同じです。花の方がやりやすいか、過去世の方がやりやすいか、他者・人間の方がやりやすいかは、観念によります。馴染みがあるか、抵抗がないか、ということも関連しているので、観念を変えていくと、色んなものが分かってきます。
過去世を知る、自分で知る、となると、手放している観念がとても大切になります。例えば無意識に「不倫はだめ」と反応を持っている人が過去世で自分が不倫していたことを一瞬でも察知すると、なかったことに無意識でしてしまいます。同じく、人を殺す、人を騙す、など、加害者であったはずがないと無意識に思っていると、ニュートラルに、きちんと、物事を把握することができないのです。まさに、都合のいいことだけしか知られなくなること、が起きます。だから、観念の手放し、感情解放、それらを深めていただいてから、ご自身の力で見ていただくように促すことも多々あります。きっと本当は別途リーディング・チャネリング講座を開催した方がいいのかもしれないですね。でもそれも、やはり、個々人のどれだけ観念を手放しているか、いいことだけを知ろうとしないか、人を傷つけるリーディングにならないか、どのレベルまで解放できているか、ということが要になってきます。
ご質問の答えは、申し訳ないけれども「人とタイミングによります♡」と伝えさせていただきます。やり方のコツはテキストに記載していますので、講座後に実践していただいて「分かった!」となった方も多数いらっしゃいます。講座中にいくつもの過去世を思い出していただいたこともあります。講座中には実践されなくとも、後日の対面セッションやフォローアップ中、またレポートでお伝えした過去世解放ワークショップ中に「分かった!」となられた方もいらっしゃり、チャネリングのやり方としては比較的楽にできる手法なのではないかな、と感じています。講座を受ける前に無目的ではなくご自身でどのようなことをやっていきたいかを意図していただくのも、リーディング力を高める助けになるように感じます。気になりましたら、是非お問い合わせやお申し込みくださいませ。
6. パートナーヒーリングをして頂いた時に、過去世が見えることはありますか?
こちらの答えも、実は「人とタイミングによります♡」でして、見えることもあります!ありましたー!と言いたいものの、過去世が解放されていくことは分かるけれど多すぎたり絡みすぎているために複雑なので特定しないままであることが多いです。特定のこと、「これこれこういうことでの縁を伝えてね」がバーンと出た時にのみお伝えしています。
どんな相手であっても、表層の思考などパッと出てくる思いや認識している考え、そしてその下層に在る深層心理のようななかなか分かりづらい本心、そしてそのさらに下に潜んでいる「愛」。憎たらしくても、大嫌いでも、顔も見たくない、声も聞きたくない、死んで欲しいって思うくらいでも、その奥底には必ず愛が流れているのを感じます。人間て生きているだけで愛なのだなぁと毎度気づかされます。表層での「愛している」という感情の交換・交流をしていても、実は、性欲で結びついていることもありますし、けれど、それだって魂やご先祖さまの計らいなのでしっかり「愛」が流れていて、尊いです。
また、例えば、有名な絵画で「モナリザ」やムンクの「叫び」と聞くと誰もが思い浮かべることができる絵ではありますが、「モナリザ」の手はどのようになっていたか・右手が上で組まれていたか、洋服の袖の柄はどのようなものか、背景はどのようなものであったか、髪の毛はどのくらいの長さまでだったか、という細部に関しては、研究をしたり深く洞察していたりしない限り、一般的には注目されないのではないかと思います。その注目に関連して・・・
パートナーヒーリングをして、一番大切にしていただきたいのは、文書よりもご自身が何をどう感じたのか、その先にどんな現実の変化が起きていくのか・起きたか、ご自身の考えをどうポジティブにキープしていけるのか、ということでもあります。(もちろん!ヒーリングを受けられた方それぞれ思うように持ち帰っていただけたらと思うので、こうしなければならないというものはありません)そして次に、文書でさらっと何が起きていたのかという全体像を確認していただけたらな、と思っています。その時に、例えば過去世が100くらい解放されていたとして、その中の1〜2つを文書に書いていたとして、そうすると、やはり、人の心ってその1〜2つに集中してしまいがちです、モナリザの顔のように。確かにそれはそれで良いこと・大切なこと、クライマックスを楽しむようなこと、とも言えるのですが。けれども、結果として1/100に固執してしまうことが起きるのであれば、特定のものではなく、たくさんの解放が起きた、ということだけを伝える方が、より解放を深めていけるのだそうで、教えていただかないことが多くあります。今の人生でもたくさんの方々との繋がりがあり、それ×100がすべて今世の方々と繋がっているので面白いですし、いつも映画を見ているかのような感覚で毎度感動しています。(そしてもちろん、すべてが分かるわけではありません)
特定することに特化したのが過去世解放セッションですので、目的を過去世の特定・理解・解放とされる時には是非ご活用ください。
今世での今までも、そしてこれからも、すべての行動が完璧であること、一寸の狂いなく、まるでプログラミングされていたかのように、今までのことは今に、今のことはその先に繋がっていて、意味がないもの・無駄なものがないことを感じさせられます。パートナーヒーリングで浄化されるカルマも、今後の向き合い方のヒントも、魂それぞれが設定している感覚のもので、感じさせていただくことが尊いです。
以上、過去世シリーズでした!次回は過去世からは少し離れます。
「7. 家族、先祖は大切だと思いますが、現世でどうしても上手く行かない親子や兄妹てありますか。」「8. インナーチャイルドを解放したら、全てうまくまわりだしますか^_^?」にお答えして参ります。お楽しみに〜♡