【’21年度中国政府奨学金】③面接
你好!我叫fumin~😎
下記記事の続きとなります。
中国政府奨学金の面接について書きます。
特に難しい質問等もなく、提出した学習計画書にそったものでした。
ただ、’21年度は募集人数110名に対して書類選考通過者が141名でしたので、面接で落ちる可能性もあることを肝に銘じておいた方が良いです。
私は圧迫面接だとは思いませんでしたが、中にはきつく突っ込まれた方もいたようです。
(恐らく、面接官の中に自分の専攻に詳しい教授がいたりすると突っ込まれやすいのかと。)
自らの経歴や意志をきちんと整理しておき、研究に関連する最低限の知識は事前に身に着けておくことが大切です。
社会人経験のある方であれば、これといった対策も必要ないかと思われます。
1、選考フロー(’21年度実績)
①日本学生支援機構への書類郵送、CSC電子申請システム申請(~2月15日)
↓
②書類審査結果通知(3月12日)
この時点で、面接選考者リストに141名の受験番号が記載されていました。
↓
③Zoom事前接続テスト(3月18日)
↓
④面接(3月19日)
↓
⑤外国人体格検査表、無犯罪経歴確約書のアップロード(~3月26日、31日)
↓
⑥面接審査結果通知(内定通知)(郵送4月3日着)
↓
⑦最終決定(7月予定)
2、Zoom事前接続テスト(3月18日)
郵送で送られてきた書類審査結果通知に受験番号が書かれていました。
同時に、受験番号ごとの事前接続テストの時間、面接当日の時間、ミーティングIDとパスワードが記されたエクセルがメールで送られてきました。
この時点で、何人でのグループ面接か分かります。
私の場合、エクセル上は私含めて4名でのグループ面接となっていましたが、実際は3名でした。
恐らく1人辞退されたのかなと思われます。
エクセル上で、自分の該当するグループ内で受験番号が一番若かったため、恐らく全質問私一番に答えなきゃいけないんだろうなあ、、と予測していましたが、案の定でした。
官公庁による選考であるため、事前接続テストとはいうものの、念のためスーツで参加しました。
他のお二方は、一人は私服、一人は(卒業式真っ只中だったようで)スーツでした。
アングルと音声の確認、当日の簡単な注意点のみ、10分程で終わりました。
3、面接(3月19日)
一緒にグループ面接を受けたお二方ともスーツでした。
イメージとしては下図のような感じです。
下記、私が質問された内容になります。
私のバックグラウンド特有の質問もいくつかありますが、ご参考まで。
面接官①(日本語)
・研究内容について、中国の〇〇(私の専門分野)が日本よりも優れているということ?
・いつからこの分野に興味があるの?
面接官②(日本語)
・今は、漢語進修生としてオンラインで授業を受けているの?
面接官④(日本語&中国語)
・中国語学習歴はどれくらい?(日本語)
・コロナへの対応について、日中の違いは何だと思う?(中国語)
・ワクチン外交についてどう思う?(中国語)※
※私のグループでは、時間の関係でこの質問はされませんでしたが、多くの方が質問を受けたようです。日本語ですら答えに困るやつ、、
全ての質問に対して、私含めみなさん割と長めに答えている印象でした。
面接官の質問の意図をくんだ上で、自らの利益になる回答をするよう心掛けましょう。
4、面接前に準備しておくべきこと
基本的に、学習計画書にそった質問をされるので、しっかり読み込んでおき、絶対に矛盾がないようにしましょう。
個人的には、日本語での面接は割と慣れているのですが、やはり緊張というものはコントロールできない時もあります。
なので、面接において予想と準備は肝心ですね。
ご参考まで、事前に私が予想していた質問を下記します。
・自己紹介
・志望動機(なぜ中国、なぜこの都市、なぜこの大学)
・日本では叶えられないのか。
・将来(5年後、10年後)どうなりたいか。
・志望大学の選定基準
・大学の専攻と今回志望する専攻が異なるのはなぜか。
・大学の専攻と就職先の部門に関連性がないがなぜか。
・研究内容を説明して。どんな利益があるのか。
・日本と中国で、○○(私の専門分野)はどう違うか。
・日本と中国で、○○(私の専門分野)の問題点は何か。
・○○(私の専門分野)の新技術とは何か。
・会社での功績はあるか。
・困難を乗り越えた経験はあるか。
・海外経験はあるか。
・日中友好において何が重要であると思うか。
これらはそのまま質問されなかったものの、回答を別の質問に応用することができました。
様々な質問に対して、部分的に使いまわせたりもします。
最低限これくらいの質問に対してはすらすら答えられるようにしておきましょう。
なお、研究内容については、可能な限り客観的なエビデンスのもと説明しましょう。
データ等数字に基づいて話せたらなおよし。
最後に、面接において当たり前だけど最も大事なこと、何度でも言います。
面接官の質問の意図をくんだ上で、自らの利益になる回答をする。
就活時代に学んだこと。笑
以上です。
何か申請にあたってご質問等あればいつでもお問い合わせください😎
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