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ミラノから1時間弱!湖が絶景の別荘地コモに行ってみませんか?

この記事では、北イタリアの都市・ミラノから、約1時間で気軽に行ける優美な別荘地、コモの見どころと魅力・行き方などをご紹介します!

10人以上のライターが平日毎日更新しているマガジン「日刊かきあつめ」の今回テーマは「街」。

行ってよかった&また行きたいなーと思う街ってどこだろう…と考えてみたところ、思いついたのが北イタリアのコモでした。

コモ湖という美しい湖のある街で、ジョージ・クルーニーなどセレブの別荘地としても有名なんです。湖畔には豪華な別荘がたくさん!

コモは一応、観光地とされていますが、人で溢れかえっているというわけではなく、落ち着いた雰囲気が素敵でした。派手な寺院とか、仰々しいお土産屋さんはありません。観光地なんだけど、観光地ではない感じ!(笑)

早速、そんなコモの魅力をお伝えしていきます~。

コモの街並み

コモには2回滞在しました。

観光スポットとして有名なのは、風光明媚なコモ湖・コモ大聖堂・湖が一望できるケーブルカーなど。

まずコモに来たら外せない(というか絶対に目に入る)コモ湖。宿泊したホテル「バルケッタ・エクセルシオール」からみえるコモ湖です。

爽やかな昼のコモ湖もきれいですが、夜景もロマンチックなんです!周辺のレストランで食事して、夜のコモ湖畔を散歩しても気持ちいいですよ。

「もっと湖を感じたい!」という時は、手前に見える遊覧ボートで、コモ湖をまわることもできます。

コモ大聖堂は、1770年からある歴史ある建造物です。写真は撮れなかったのですが、大きくて古いヨーロッパの建物!という感じで迫力満点でした。コモ市街の中心地にあるので、ぜひ気軽に見に行ってみてください。

コモ市街から乗車できるケーブルカーは、高台にあるブルテーナという街まで連れて行ってくれます。私は乗れなかったのですが、ケーブルカーからの景色も、ブルテーナから見下ろすコモ湖も絶景だそう…!

次にコモに行くときは、絶対ケーブルカーに乗るぞ!と心に決めています。

コモの街並みはこんな感じ。ホテルも、外資系大手ホテルなどはあまり無く、古く歴史ある建物を改装したような3~4階建てのこぢんまりしたホテルが多かったように思います。

高層の大型ホテルにはない、落ち着きと風情が素敵でした。古い建築や家具調度品に興味がある方ならワクワクすること間違いなしです。

コモのお土産やレストランは?

ファッションの国イタリアらしく、コモにはアパレルショップもたくさんありますが、ミラノのようにハイブランドのショップが立ち並ぶ雰囲気ではありません。

コモは古くから養蚕業・織物業が盛んだったことで知られ、シルクが特産品です。シルクのショップがたくさんありました!

シルクのスカーフ・ハンカチ・ネクタイなどは、かさばらないのでお土産にぴったりです◎お気に入りの一品を見つけてみてください。

屋台も出ていました。謎野菜が並んでいて、気になります。なんだか野菜までおしゃれに見えてしまいます…(笑)

ちなみに、このマーケットの後ろに見える「KIKO」というショップは、ミラノ発コスメブランドのお店です。KIKOは、プチプラでパッケージが可愛いのでバラマキ土産にとてもおすすめ。

今のところ日本未上陸なので、コスメ好きならぜひKIKOに立ち寄ってみてください。私も友達へのお土産はほぼKIKOで買いそろえました。とっても喜んでもらえましたよ!

コモの犬と猫。

コモには、おそらく観光客向けでないスーパーやデパートも結構あるのですが、英語が苦手な店員さんが結構多かったです…。イタリア語まったくわからないので、ちょっと大変でした。

ホテルや観光客向けのショップは、英語で全く問題ありませんでした!

湖畔には、湖がみえる雰囲気の良いレストランがたくさんあります。

私が感じたコモの魅力と楽しみ方

時期にもよるのかもしれませんが、コモは、人が多すぎずゆったりと過ごせる街という雰囲気です。特に、アジア系の観光客の方は、なぜかほとんど見かけなかった印象。

いわゆる見どころや写真スポット的なところは、湖・大聖堂・別荘くらいしかないし、ショッピングならミラノのほうが便利だからでしょうか。北イタリアに来ても、コモまで足をのばす方はあまりいないのかもしれません。

なので、おしゃれなヨーロッパの街並みのなかでゆっくり静かに過ごしたいという方にぴったりな街なのだと思います。

石畳が印象的な市街地でゆっくりショッピングもいいですし、ちょっと歩けば自然豊かなコモ湖の周りを散歩できます。

反対に、ガンガン観光スポットを回ったりお買い物したいなら、ミラノのほうが楽しいかもしれません。

私は、たとえ短い日程でも、その街に住んだ感じや暮らした感じを味わえるのが旅行の醍醐味だと思っているので、コモの落ち着いた雰囲気がぴったりでした!

ご紹介したような観光スポットをガッツリ巡るのももちろん楽しいですが、朝はコモ湖畔を散歩して、湖畔のベンチで昼寝して、早い時間からワインを飲んで酔っぱらうなんていう旅行の楽しみ方も素敵だと思うんです!コモはそんな滞在の仕方が無理なくできる街でした。

コモの街への行き方・アクセス

そんなコモ市街への行き方はこちら。

最寄の空港は、ミラノ・マルペンサ空港です。マルペンサ空港から直接車でコモへ向かう場合、所要時間は1時間弱。イタリアは結構渋滞が発生するので、曜日や時間帯によってはもっとかかるかもしれません。

時間に余裕がある場合、電車やバスで空港からコモ市街まで行くことができます。「Como San Giovanni(コモ・サンジョバーニ)」駅もしくは「Como Largo(コモ・ラーゴ)」が、コモの中心地の駅です。

ミラノから行く場合、ミラノ中央駅から、Como San Giovanni(コモ・サンジョバーニ)駅まで直通の列車があり、乗車時間は約40分です。近い!

マルペンサ空港からも、ミラノからも気軽に行けますね。ミラノでショッピングを楽しんだあと、美しい湖をみながらゆったり過ごしたいなーと思ったら、ぜひ訪れてみてください!

編集:アカ ヨシロウ


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