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常州居酒屋伝説。 風天(2) 内装開始

 日本人の私がそれまでの仕事のつながりから、中国の常州という街に
小さな会社と1軒の居酒屋を作って暮らしていたという昔話。
2010年〜2023年、風変わりな経歴など、プロフィール記事(長篇)をご覧ください。


Beginning of 居酒屋風天 ( 店舗工事2010.9-10 )

 職工三人がかりで工事の始まり。図面は渡してある、後はそれぞれの仕事を見守るのみ。文字多めの記事が多いが、今回は写真で。

2階 不要な部分は解体
解体した材と、新しく搬入する材と


テーブルを新しく
はめた板を外せばテーブル合体可能
付いていた電気鉄板を抜いて流用するテーブル
ガラスを張り、中は装飾品を入れる
驚くことに、格子の一本一本を1枚の板から手挽きのノコで
切り出しながら作っている、わざと?
障子のようだった部分、空気の通りが悪いので全部格子に
雰囲気出てきた
造作部分は全て漆塗り
赤味ある板のフローリングで少し雰囲気を上げる

2階の小上がり、7人席×2台、4人席×3台、2人席×2台 計32席。
広々とはしていないのが、日本的?

1階 カウンターと洗い場の基礎

 1階。もともとは水回りが無かった為、カウンターの刺し場、洗い場の床をあげて、上水道、下水道を。 レンガで囲んだ底上げの床スペースに、どんどんガラクタを持ってきて詰め込むので、『ゴミを使うのか?』と聞いたら、建築の規定で基礎部分に建築廃棄物の再利用%と決められてるらしい。
さすがに、『レンガ代ぐらいケチらんよ』と言いかけたが、そうじゃないらしい。

底上げ完成
残りのスペースにタイル敷き
洗い場スペースに簡易の骨組み
カウンター制作
カウンター内部、防水タイル貼り
コールドテーブル2台とシンクの設置予定
外側 漆塗り開始
壁は石膏塗り

 壁は石膏の塗り。この頃、まだマンションや店舗でも壁紙を使ってる所見かけなかった。汚れやすいし、傷も入りやすい。

ここまでで内装前半編 あまり工程は多くないが残りは次の記事へ。
         次回  外装工事の様子を 常州居酒屋伝説。風天 (3) にて


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