01 私のこと:3つのAがある
こんばんは。
はじめまして、月夜と雨です。
当初は情報収集専用で考えていたため、こちらは長らく閲覧専用アカウントでした。
…ですが。
様々な方の投稿を見るうち、徐々に徐々に、自分の経験や考え方について、「同じ人」たちのために私も何か書き残しておいた方が良いなと思うようになりました。(これを機にアカウント名も、私のとてもとても好きなものに変えました。)
(1)私のこと
中の人は、マイノリティ性を3つ持っています。
・Agender(Gender Identity、性同一性が「無」)
・Asexual(性的惹かれを経験しない)
・Aromantic(恋愛感情を持たない)
の人間です。
ちなみに、AMAB(Assigned Male at Birth)(出生時に男性を割り当てられた人のこと)です。年齢はちゃんと書くと少し恥ずかしいのでぼやかしますが、平成初期の生まれです。
(2)3つのAのこと
1.Aジェンダー
この言葉や概念に出会わなければ、私は既にここにいないでしょう。
私の、最も大事とするアイデンティティです。
このアイデンティティをはっきりと確信したのはとっても遅くて、30年近くかかりました。
(Aジェンダーはトランスジェンダー、ノンバイナリーのアンブレラタームの一つというのが私のスタンスです。 )
2.Aセクシャル
Aジェンダーをアイデンティファイした後、私は全ての言葉の定義を見直す必要に迫られました。大げさに書くと、他者と私では全く世界の感じ方が異なっているだろうと思ったからです。
他の方のnote投稿や、翻訳された書籍、原文(英語)を確認し、やはりそうだなとなりました。ただ、私は当初これに当てはまらないと思っていました。
3.Aロマンティック
こちらはAセクシャルをアイデンティファイした後ですが、正直に言うと…この感情が私は一番複雑なような気がしています。私の場合で言えば、「長年、恋愛感情だと思っていたそれが世間で紙一重でずれている」と感じたからです。
(3)書きたいこと
書きたいことは、上の3つです。
認識プロセスはもちろん、これらをアイデンティファイした今はどんな感覚なのか、どのように世界が見えているか?も書きたいです。その他、この事に関連した何かを書きたいな。
(4)その他
言い忘れましたが、中の人は会社員をしながら服飾の専門学校に通ってます。
理由として、「何を着ていいのかわからない」からです。
この話もしたいです。ゆくゆくはブランドを立ち上げるつもりです。
(5)さいごに
この「A」が接頭語となるマイノリティ性は、認識や確信する事がとっても難しいです。
なぜなら、1人として全てにプロセスにおいて同じ経験をした人はいないからです。1人1人が、まったく異なる人間だからです。
少し酷な言い方かもしれませんが、You decide.(あなたが決める)しかないのです。悩んで、悩んで、最後の最後は自分で選ぶしかないのです。
周りの誰にも打ち明けられずに孤独を感じる方も多いと思います。
私は、いつもいつもそんなあなたの事を考えています。
誰かの心のロウソクになれることを願って、自己紹介の結びとします。