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「深海魚にならへん!中学受験後の“学びの主体性”をどう育てる?

中学受験で難関校に合格したものの、中学入学後に成績が低迷し「深海魚」と化してしまう子どもたち。その現象の背景には、学びの主体性が育っていないことが大きく関係しています。親と子がどのように向き合い、この課題を克服すればよいのかを考えます。

#日経COMEMO #NIKKEI


中学受験の後に訪れる深海

中学受験で難関私立校に入った瞬間がゴールちゃうねん。その後に待ってるのは「深海魚」という名の試練や。中学入学当初はみんな同じスタートラインに立っとるけど、2学期、3学期と進むにつれて、成績が低迷する子が出てくるんや。親も子も「なんでこうなったんや?」と悩むんやけど、これが「深海魚現象」の怖さやな。

しかも、子ども自身は危機感ゼロ。「深海は波が立たへんから快適やで~」なんて言わんばかりに、どんどん沈んでいくねん。親が焦るほどに溝が深まるこの状況、どうしたらええんやろ?

主体性が鍵やけど、育ってない?

「深海魚現象」の種は実は中学受験の時点でまかれとることが多いんや。受験勉強は大量の課題をこなしていくわけやけど、親が「勉強しなさい!」と管理してしまうと、子どもは自分で考える余地がなくなるんやな。「勉強する」じゃなくて「させられる」になってもうたら、主体性なんて育たへん。

中学に入ると、自分で計画を立てて学ぶ力が求められるけど、受験時代にその力を養ってなかった子はついていけへん。成績の上下が目立ち始めるのは、この「主体性」の差が顕著に出るからや。

子どもを観察し、自己認識を育てる

ほな、どうしたらええんや?鍵は「学習における自己認識」を育てることや。たとえば、子どもが「自分はどういう取り組み方で成果を出せるのか」を知ることが大事やねん。どれくらいの分量なら無理なく進められるのか、間違いのパターンはどんな傾向があるのか、こういう情報を子ども自身が把握してると、勉強がスムーズにいくんや。

もちろん、子どもにこれを全部自分でやれって言うたら無理や。そこで親の出番やで!親が「観察・発見・言語化」をしながら、子どもの特徴を一緒に整理していくんや。これが受験時代からできとったら、中学に入った後も「深海」には沈まへんで。

深海魚から泳ぎ回る魚へ

結局、受験は通過点であって、ゴールちゃうんや。中学受験で手に入れた学びの土台を活かして、主体的に動ける子どもに育てるのが親の役目や。「勉強せなあかん!」って声を荒げるより、「あんたってこんなとこ得意やん」って肯定的にサポートする方がええ結果につながる。

最後に、「深海魚」で悩む親御さんたちに一言。「深海魚も時には上がってくるんやで。深海や思てたら実はダイオウイカやった、なんて可能性もあるから、焦らずに見守ろな!」ってことで、これからも親子で学びの海を泳ぎきろや!

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