2021年 芒種の朝茶事 -九曲紅梅
だいぶ時差あり更新でございますが... 二十四節気の芒種のときの記事。
二十四節気は、一年を二十四に区切り、農業における節目となっています。
現代のリアルな現場とは少しズレるみたいですが、芒種は穀類の種まきの時期です。
そんな朝には、九曲紅梅。
浙江省 杭州市 双浦鎮双霊村から。
旬の梅を茶名にかけてみました。
茶菓には梅ゼリー。
九曲紅梅って、そもそも生産量が少なく希少なのですが、味もしっかりしたものとなるとさらに限られます。これは、すごく良かったです。
名前は、紅梅とすっぱそうですが、酸味はさほどなく、完熟してミラベル色になった梅のような。アンズや、甘く煮たキンカンにも例えられるような。
ともかく、素晴らしかったです✨
6月のセット、「妖しく美しい、艶のある中国茶」にも仲間入りします。
東洋医学では、紅茶は鬱々と滞ったストレスを流すと言われるので、雨の日が多くなるこの時期に飲みたいお茶です。
また、古くからこの芒種の時期が過ぎるまで、上着を手放してはいけないといわれているそうです。
油断するとすぐ足先冷えてしまいますので、温め力がある紅茶はいいですね。
ちなみに、梅と九曲紅梅、相性とても良かったです!
お茶請けに梅単体でもいいなと思いました💕
九曲紅梅は、風 / Fu のバックナンバー「妖しいほど美しい、艶のある中国茶」でお求めいただけます。
ワインのようにお茶を楽しむ
Artisan Chinese Tea 風 / Fu, 夏美