由眞 2020年11月6日 11:08 小指の爪程の大きさで雫型・透明な花弁を五枚つけたこの花は、雨唄の花。気圧の変化を察知して雨が降る頃に蕾を開く。花弁に雨粒が触れると弾くような柔らかい音と淡い光を発する。旅人の足元を照らし、幸へと導く花。湿地帯に多いそれを川沿いで見掛けて、ふと足を止めた。花言葉はなんだったかな。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #花言葉 #140字小説 #設定 #雨だけの街 #冬靄の街 #雨唄の花 7