拝啓　大学入学前の私へ

あなたを大学に行かせる前に　行っておきたいことがある
かなりきびしい話もするが　私の話を聴いておけ

サークルを楽しめ　将来の糧だ
授業も時には　さぼってもいい
だけど学問にも少しは　興味を持ってくれ
大人になったら　できないから

忘れてくれるな　お前のその4年間は
人生で初めて味わう　自由な時間だってこと
大学の　あなたにしか　できない事もあるから
自分のことを　たくさん見つめて　たくさんもがき苦しんでくれ

変化することを恐れなくていい　過去の自分に縛られなくていい
周りはあなたが思っているほど　あなたのこと気にしてはない
時には誰かに　嫉妬してもいい
恋愛にだって　おぼれてしまってもいい
あなたは笑顔が　とても苦手だけど
わらっていなさい　たぶん得をする

進路は未来の　あなたを決めるものだから
親の顔見て　つくろうものではないはず
あなたは働けるはずなのに　選択して学びを選んだのだから
卒業できればいいと思わないで　学びたいものにとりくんでくれ

卒業をして　振り返ったら
すべてが楽しい　思い出だった
例えば私が入りたかった
サークルは私を育ててくれた
私が嫌っていた　授業の教授は
最期はゼミの　担当になったから
大学では何が　起こるかわからないから
とにかく楽しんでくれ　楽しいから
忘れてくれるな　あなたのその4年間は
人生で一度きりかもしれない　最高の時間だってことを
大学のあなたにしか　できないこともあるから
自分のことを見つめて　たくさん悩んで生きてくれ

関白宣言の替え歌です。
私の最高の4年間と後悔の話はまた今度。

とげのは。