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【人事労務】ハラスメント対応⑪セクハラの加害者・被害者に応じた対応方法
おはようございます!
本日は、「セクハラの加害者・被害者に応じた対応方法」について解説します。
よろしくお願いします!
1 はじめに
以前、パワハラの加害者に応じた対応方法について解説しましたが、今回はセクハラをテーマにお話をさせて頂きます。
セクハラに関しては、加害者・被害者の類型に応じて対応していきましょう!
2 加害者・被害者のタイプ別対応方法
1)勘違い冗談タイプ
勘違い冗談タイプとは、性的な冗談が部下に好まれると勘違いしているタイプの方になります。
このタイプは、自覚がないので、厳重注意から始め、是正されない場合は懲戒処分もやむをえません。
このタイプは人生観も関係しているので、治らない可能性もありますので、注意が必要です。
2)恋愛感情タイプ
恋愛感情タイプとは、部下が好意をもっていると勘違いして、恋愛感情をもってしまい、セクハラをしてしまうタイプです。
最終的には、ストーカーになることもあります。
そもそも、年頃の女性が年齢が離れた妻子ある男性に対して恋愛感情をもつことはないと思ったほうがいいです。
このタイプは、勤務態度がまじめな方が多いです。解雇まで行かない処分で対応し、ストーカー行為をしてしまう場合は、解雇もやむをえません。
3)パワハラ併存・いじめタイプ
このタイプは、パワハラと一緒に、または、いじめとしてセクハラをするタイプになります。
許されない行為ですので、解雇まで至らなくても、重い懲戒処分をすることになります。
4)冤罪タイプ
冤罪タイプとは、自称被害者が加害者とされる方と不倫関係にあり、そのことが配偶者などに発覚したので、その後にパワハラセクハラを受けたと嘘の主張するタイプになります。
自称被害者が嘘をついて他人を巻き込むことになりますが、それだけで自称被害者を解雇することは難しいので、解雇まで行かない処分で対応することになります。
5)顧客・部外者タイプ
このタイプは、顧客や部外者から、自社の社員がセクハラを受けるタイプです。
このタイプでは、速やかに被害者である担当者を交代させましょう。
本来ならば即刻抗議して責任追及すべきですが、契約を切られてしまう等のリスクからそれができないこともあるでしょう。
もっとも、何もしなければ経営者は他の社員から見放されてしまいますので、新規取引先を探しつつ、加害者の上司に対してセクハラの事実について話をすべきです。
6)まとめ図
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以上、「セクハラの加害者・被害者に応じた対応方法」について解説させて頂きました。
この投稿をもって「ハラスメント対応」の記事は一旦完結とさせて頂きます。
次回以降は、分野を絞らずに私の興味のあるテーマについて解説致します!
乞うご期待ください!
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