【人事労務】ハラスメント対応④指導とパワハラの違いとは?
おはようございます🌞
本日は「指導とパワハラの違い」について解説します!
どうぞよろしくお願いします!
1 前回の復習
前回の投稿で、指導とパワハラでは、目的と手段の点で大きく違うことをご説明しました。
簡潔に言いますと、指導は、部下の指導を目的とし、上司の役割に基づいて業務上相当な手段で行うものです。
一方で、パワハラは、そうでないものを指します。
指導とパワハラの境界線についてより詳細を知りたい!という方は、有料記事にはなりますが、前回の投稿をご覧ください!
2 指導とパワハラの違い
指導とパワハラは、1)態度、2)タイミング、3)誰の利益となるものか、4)自身の感情、5)結果、において明確に異なります。
1)態度
指導:穏和、自然体、肯定的、受容的、見守る
パワハラ:威圧的、攻撃的、否定的、批判的
2)タイミング
指導:受入れ準備ができているとき
パワハラ:相手の状況や立場を考えない
3)誰の利益となるものか
指導:相手にも組織にも利益になる
パワハラ:自分や組織の利益を優先
4)自身の感情
指導:穏やか、暖か、厚意、毅然
パワハラ:怒り、嫌悪、冷徹、不安
5)結果
指導:社員の成長・自立、活気のある職場環境
パワハラ:社員の萎縮・退職、険悪な職場環境
6)まとめ
指導とパワハラの違いをまとめると、以下☟の図に整理することができま
す!
部下を指導する際には、ぜひこの図を参照しながら、指導にあたって頂ければ幸いです!
以上、「指導とパワハラの違い」について解説させて頂きました。
次回は、「パワハラの6類型」について解説致します!
乞うご期待ください!
★この記事が少しでもお役に立ちましたら、❤を押して赤色に染めて頂きますと、私の心が燃え上がり、今後の記事投稿の励みとなります!
☟LINE公式アカウントを始めました!
友達登録していただけますと、ハラスメントに関する個別事案の相談や投稿内容に関する個別質問をして頂くことができます!
是非ぜひ「友達登録」をお願い申し上げます!!