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ナチュラル/ウォッシュド精製によって変わる身体への影響について

コーヒー好きにとっては意識するところの精製方法。
大きく分けてふたつ。
・ナチュラル
・ウォッシュド
詳しくは他に分かりやすく解説しているところは多々あるので説明は省略する。

あの頃シリーズhttps://note.com/fs_coffee/m/mc14a139004cc

でなぜか飲むと具合が悪くなる。といったコーヒーがあったが今となっては理由は大体分かっている。

私はナチュラル精製が苦手なのだ。
いや厳密には味覚として苦手なのではなく、体に不調が出る。

・喉がいがらっぽくなる。
・口が渇く。
・顔が火照る。
・頭痛。

といった症状が出やすい自覚がある。
ブレンドでもナチュラルの配合比が多いと感じやすい。

それでもコーヒー屋なのかと疑われるだろうか。

私のコーヒー焙煎における誓いに「心身に負担なく」というのがある。

これにはナチュラル精製の豆を避けることも実は含まれていたりする。

もちろんナチュラル精製のすべてがそうなるという訳ではない。
スペシャルティのグレード帯になればそう心配はない。

しかし自分の取り扱っているコーヒー豆のグレード帯はいわゆるプレミアムと言われるところなのでスペシャルティほどのクリーンさをナチュラル精製から得るのは難しい部分がある。

当店では現状、ナチュラル精製の取り扱いは無いが「パルプドナチュラル」という精製方法のブラジルがある。

簡単に説明すると、これは通常のナチュラルが実のまま乾燥に入るのと違い、皮剥きをした後に乾燥に入る精製であり、ナチュラルとウォッシュドの中間的な特性が得られることが多い精製処理である。

味わいとしてナチュラルの香りや甘さ、コクの質感は欲しい。
だが体調の負担を考えてウォッシュドを選択といったことが多く、ブラジルを加えずに販売を始めるかどうか悩んでいた時期があった。

コーヒー屋なのにブラジルの取り扱いが無いのはどうなのかと。

そんな時に出会ったのが現在ラインナップにある
「ブラジル セラード手摘み完熟豆」である。

しっかり甘い。
それは中々ウォッシュド精製から得るのは難しいであろう甘み。
それでいてウォッシュドに迫るクリーンさがある。
コロンビアには一歩譲るががコクも十分。

良いとこ取りではないか。

(仕入れが高いのよ…利率一番低いんです…)

現状ブレンドが2種あるがどちらにも30%使用する、信頼のおける豆である。

ぜひお試しいただければと思います。




最後までお読みいただきありがとうございました。

茨城県神栖市で自家焙煎コーヒー豆通販屋をしております。
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