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教わるときに大切にしている5つのポイント【その1】
こんばんは。shinyaです。
今回は、上司や先輩から何か教えてもらうときに大切にしている5つのポイントについて書いていきます。
これから書くことは、十数年間社会人を経験してきて先輩方からたくさんのことを学び、大事だなと感じたことであり、
未経験のシステムエンジニアに転職して、今あらためて大切なことだと強く感じていることです。
以下のポイントを大切にしています。
1. 目的意識を持つ
2. 自分の意見を持つ
3. 素直に実践する
4. 報連相(報告・連絡・相談)
5. 感謝する。
一度にすべて書き出すと長くなってしまうので、今回は
1. 目的意識を持つ
2. 自分の意見を持つ
について書き、続きは次回書くことにします。
1. 目的意識を持つ
今回の記事のテーマは「教わるときに大切にしているポイント」ですが、この目的意識を持つことは、その大前提の話になります。
前提がすごく大切なので、少し長くなりますがお付き合いください。
目的意識をもって仕事をすることが大事だとよく言われます。教わるかどうかに関わらず仕事をする上で最も大切なことだと思います。
しかし、大切だと分かってはいても、どうして大切なのか、その理由が明確な人や体感がある人はどのくらいいるでしょうか。
わたしは20代半ばまで、目的意識を持って仕事することよりも、忙しいことを理由に目の前の仕事をこなすことに重きをおいていました。
それが悪かったとは思わないです。”言われたことをやる”というのは大事なことだし、仕事を進めていく力や集中力が身につきました。ですが、少し意識を変えるだけでワンランク上の仕事ができたと、今振り返ると思います。
<目的意識を持つとは>
目的意識を持って仕事をすることは、つまり
・どうしてこの仕事をするのか
・この仕事が何に繋がっているのか
・社会や関わる人にどう役立つか
を常に考えて仕事をすることです。
例えば、プレゼン資料の作成を先輩から頼まれて、テーマや内容、ボリューム、期日等を確認して作成したとします。
このときに目的意識もつこととは、
・プレゼンするターゲットは誰か
・プレゼンを聴く人が何を求めているか
・プレゼンを通して社会や関わる人にどうお役に立てるか
といったものです。
この意識があることで、そのためにどう資料を作成するかを考えます。
つまり、目的達成のために何が必要で、何が不要なのかを考えて明確にすることができます。もし、考えて調べても自分だけでは明確にならなければ、先輩に確認すればいいのです。
よく、目的意識を持つことでモチベーションややる気が上がり、仕事のクオリティも上がると言われます。
これは貢献意欲や達成感からくるものだと思います。
目的意識を持ち、それを明確にすることで、自分がどういう形で社会や人に貢献しているかが分かります。
また、自分で考えることで主体性が増し、受け身な姿勢ではなく、目的達成のために適切なアプローチを自発的に行うようになります。
少し長くなりましたが、これが「目的意識を持つ」ことが仕事をする上で最も大切だと私が思う理由です。
これを前提に、今回のテーマである「教わるときに大切にしているポイント」について書いていきます。
2. 自分の意見を持つ
仕事で分からないことがあるとき、行き詰まったとき、先輩に
「どうすればいいですか?」
と相談することがあるかと思います。私もそう言いながら相談したことがあります。そして、返事は決まって
「どうしたらいいと思う?」
です。
「それが分からないので聞いてます!!」
と心の中で何度も叫びました。
これを繰り返すうちに、自分の意見を持って相談しようと思うようになり、相談の仕方が
「自分はこう考えていますが、先輩はどう思いますか?」
に変わりました。
一歩前進です。
しかし、また先輩からこう聞かれます。
「そう考える理由は何?」
もう、早く答えを教えてくれ、、、
と何度思ったことか。
こうしたやり取りを続けるうちに、考えの根拠を整理する習慣が身につきました。
最近よく耳にする「エビデンス」というやつです。
これが大切です。
これまでの話を整理すると、
(1)仕事をする目的は何か。
(2)その目的達成のために最適な方法は何か。
(3)その方法を最適と判断した根拠は何か。
となります。
これらを整理した上で相談することで、自分の考えと先輩の考えにズレがあれば修正することができるし、一致していればそのままGoです。
ときどき、気が付くと目的からズレていることがあるので、(2)の方法だけを相談するのではなく、(1)〜(3)を簡潔に説明することをお勧めします。
分からないことに対して質問することも良いですが、
自分で調べて考えて、それが適切か確認することが大切です。
また、最初に「⚪︎⚪︎の件で1つ確認(相談)があります」と話し始めると先輩も心の準備ができます。
この切り出しが無く急に話し始めると、相談なのか、連絡なのか、報告なのか分からないので、先輩は話の途中から「あ、相談だな」と思って聞きます。
これだと、初めから相談として聞く体勢ではないので、聞き漏らしていることがあるかもしれません。
せっかく、先輩の時間をいただいているのに勿体無いです。
ここまで自分の意見を持つことに関して話しましたが、
調べても考えても答えが出ないということもあります。
そのとき、ただただ時間が経過してしまうのは、それはそれでいかがなものかと思います。
あらかじめ、調べたり考える時間を決めておき、それだけやっても解決しなければ
「ここまで調べましたが分からないので、教えていただきたいです」
と相談しましょう。
コミュニケーションの質が高くなれば、仕事の質も上がります。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回は「3. 素直に実践する」について書かせていただきます。