じゅんばんこ
先にお風呂に入ったパパと息子。
私は取り上げをして息子を着替えさせてから
娘と入ることになった。
自分より先に娘を洗い、
同じようにパパに取り上げをしてもらう。
私がお風呂から出ると拭き上げが終わった
すっぽんぽんがうろついていた。
「ほら早く着替えなさーい」とパパの声。
少し時間がかかりつつも着替え終わった後には
「ドライヤーかけるからきなさーい」と
再び声が響く。
無邪気に走り逃げる娘に
「娘ちゃん、早くドライヤーかけにこないとママの番にしちゃうぞーーー!」と声をかけつつ
ドライヤー片手に待つパパの前を陣取った。
「じゃ、お願いします」と
当たり前のようにパパに
言ったところで娘が来た。
ママ、じゅんばんこだよ。
娘ちゃんの番だよねー?
とパパの味方待ち。
「そうだよねー、ママの番じゃないねー笑」
クソっ、負けたか。笑
私もドライヤーしてもらいたいのに。
たまに甘えてしてもらってたそれは
娘にやってあげるものなり
ちょっとだけ悔しい気持ちと、
微笑ましい様子にほっこりとする気持ちとで
感情を占めていた。
それにしても、娘よ。
パパへの甘え方わかってるな。
私に似たんか。