消去算は、ほぼ連立方程式です
きょう取り上げる問題は消去算。中学の時に連立方程式を習った人は、そちらの方が簡単に解けます。
筆箱の価格を$${x}$$、ペンの価格を$${y}$$とおき、式を立てます。
$${ 2 \times x + 3 \times y = 820円 }$$ ・・・①
$${ 3 \times x + 7 \times y = 1380円 }$$ ・・・②
$${ ② \times 2 - ① \times 3 }$$をすることで、xを消去します。
$${ 6 \times x + 14 \times y = 2760円 }$$ ・・・ $${② \times 2}$$
$${ 6 \times x + 9 \times y = 2460円 }$$ ・・・ $${① \times 3}$$
$${ 5 \times y = 300円 }$$
$${ y = 60円 }$$
答え.60円
小学生に方程式を説明すると、マイナスや分数の通分でほとんどの子供たちは理解できません。保護者の方が方程式を教えると、結局まわり道になることも。