食塩水は塩に着目
2つの濃度が異なる食塩水を混ぜる問題は、てんびん図を使って解くことをすすめています。この問題は、てんびん図を使うのではなく食塩の量に着目して解いていきます。
まずは文章題を整理します。
食塩水を取り出して、同量の水を入れる、を言い換えると以下になります。
1:15%、300gの食塩水から食塩を取り出す
2:水を入れると8%、300gの食塩水になる
この取り出した食塩の量から取り出した食塩水の量を求めます。
15%、300gの食塩水に含まれる食塩の量 $${ 0.15 \times 300 = 45}$$
8%、300gの食塩水に含まれる食塩の量 $${ 0.08 \times 300 = 24}$$
$${ 45 - 24 = 21}$$
取り出した食塩水の中に食塩が21g溶けていたことになります。
取り出した食塩水の量を$${ x }$$とすると、
$${ 0.15 \times x = 21 }$$
$${ x = 140 }$$
答え.140g
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