消去算はこのぐらいがちょうどいい
前回は大妻中の消去算を取り上げました。このレベルになるとほぼ連立方程式。受験生でない小学生だとほぼお手上げのレベルです。
大人の料金を$${x}$$円、子どもの料金を$${y}$$円とします。
$${ 4 \times x + 2 \times y = 4000円 }$$ ・・・$${ ① }$$
$${ 3 \times x + 1 \times y = 2750円 }$$ ・・・$${ ② }$$
ここで加減法を使って$${y}$$を消す。そのために最小公倍数を使って…といく前に、少し式をよく見てみる。
②から①を2で割った式を引くと$${y}$$が消えます。
$${ 3 \times x + 1 \times y = 2750円 }$$ ・・・$${ ② }$$
$${ 2 \times x + 1 \times y = 2000円 }$$ ・・・$${ ① \div 2}$$
$${ x = 750円 }$$
答え.750円
ちなみに子ども料金は、$${ y = 2750円 - 3 \times 750円 }$$で500円になります。
消去算はこの程度の難易度がちょうどいいです。ただ、難関校だと全員正解でテストの機能を果たせないけどね。