#210 [宗教] イスラム教徒の聖典
第30週 第7日(日)宗教「クルアーン」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は宗教「クルアーン」です。
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本の要約
クルアーン(コーラン)はイスラム教徒の聖典で、神が人類に与えた最後の啓示だと信じられている。神(イスラム教ではアッラーという)から天使ガブリエルと通じて預言者ムハンマド(570頃~632)にもたらされ、彼からすべてのイスラム教徒に伝えられた。クルアーンは、114のスーラ(章)と6200以上のアーヤ(節)で構成されている。
スーラの内容は、物語、法や人論に関する教え、人間の本質に関する心理学的な教え、神の本質に関する宇宙論的な教えなどが含まれる。さらにクルアーンは、ムハンマドがメッカ時代に受けた啓示と、メディナ時代に受けた啓示の二つに分けることが出来る。メッカ啓示は比較的短いものが多いのに対し、メディナ啓示は長く、法的な問題を扱ったものが多い。
スンナ派が認める第三正統カリフのウスマーン・イヴン・アッファーンがクルアーンの標準版を作成した。
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イスラム教創始者「ムハンマド」
40歳のときに幻視体験をして、ガブリエルが降臨してからムハンマドの物語が始まる。ムハンマドの教えが後世にまで残っているとは不思議なものだ。
イスラム教の掟
イスラム教にはさまざまなルールがある。キリスト教と違ってかなり厳しい部分が多い。キリスト教徒ははたから見たら信者かどうかわからない。その分イスラム教徒は見た目だけでひと目で分かる。基本的に体を隠すことが良しとされているため、特に女性はスカーフで髪を隠していたり肌を覆っているのを一度は見たことがあるかも知れない。
また、ハラール料理といって豚肉は食べてはいけない、他の動物料理もイスラム教の教えに則った方法で加工したもの肉でないと食べてはいけないなど様々なことが厳密にルール化されている。
以下、かんたんにまとめてくれているサイトを発見したので参照してほしい。
そこまでして、イスラム教でいる価値がわかるときがいつか来るのだろうか…いつも宗教は疑問で残るなぁ。