#182 [宗教] ルターが起こしたローマ・カトリック教会に対する反対運動
第26週 第7日(日)宗教「宗教改革」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は宗教「宗教改革」です。
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本の要約
16世紀初頭、ヨーロッパで多くの人々がローマ・カトリック教会に不満をつのらせていた時期に、マルティン・ルターが宗教改革を開始した。
ドイツの神学教授・説教師だったマルティン・ルターは、長年に渡って宗教文書を研究していた。その彼とカトリック教会との意見がまず衝突したのは、協会が実施していた贖宥についてだった。
贖宥とは、罪の償いを免除することで、カトリック教会では古くから行われていた。当時、その証書である贖宥状は売買されていた。お金を払った見返りに、お金を出したものは煉獄で過ごす期間を短縮されるというのである。
ルターは、救いを金で買うという発想に反対し、それは信仰にとって有害だと訴えた。
1517年、贖宥状販売、カトリック教会のあり方やローマ教皇の正当性にも異論を唱える内容の質問状「95か条の論題」を、ヴィッテンベルク城教会の扉に釘で打ち付けた。「95か条の論題」によってドイツの他の地域や、スイス、オーストリア、イングランド、スコットランドに飛び火した。多くの改革者たちの信条が時間とともにまとまってくるにつれ、プロテスタントという宗教思想が形を整えていった。
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宗教の権威
改革派の信仰の中核には、宗教的権威は聖書のみに存在するのであって、ローマ教皇にはないとする考えがあった。この考えは、教会制度に大変革をもたらし、個人は聖職者を仲介することなく神と直接関わることができることを強調した。
とはいえ、プロテスタントにもリーダーとかいるわけだし、一時的に分派ができても、またその中で独占的権力を知らず知らずに行われていくのではないのか。
奴隷の歴史がそうだったように…
贖宥状
日本では免罪符とも呼ばれているらしい。自分の罪がお金によって減らさっれる。しかも完全になくなるわけではない。罪が軽くなるだけだ。
罪とは一体なんなのか。
正直、贖宥状を考えたひとは天才だと思う。ビジネスマンとしては優秀なきもする。それに騙される人間も悪いのだが。