#26 メリークリスマス!!
第4週 第5日(金)音楽「中世 / 初期教会音楽」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は音楽「中世 / 初期教会音楽」です。
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本の要約
譜面に書かれた音楽として現在知られている最古のものは、中世(400年代~1400年代)に作られた楽曲。
単旋聖歌、別名グレゴリオ聖歌という、口で旋律を歌う形式のもので、カトリックのミサで修道士によって用いられた。
ミサとは
キリストの最後の晩餐を再現した儀式で、その目的は人と神との霊的な絆を結ぶことにある。
ミサで唱える典礼文には、2種類ある。
■通常式文
ラテン語による6つの祈り
・キリエ・エレイソン(哀れみの讃歌)
・グロリア・イン・エクセルシス(栄光の賛歌)
・クレド(信仰宣言)
・サンクトゥス(感謝の賛歌)
・アニュス・デイ(平和の賛歌)
・イテ・ミサ・エスト(終わりの唱和)
テキストはいつも同じで、どのミサでも唱えられる。
■固有式文
特定の祭日や地域の伝統に応じてテキストが変わる。
・イントロイトゥス(入祭唱)
・グラドゥアレ(昇階唱)
・オッフェルトリウム(奉納唱)
...etc
中世音楽の大半は、旋律線が一つしか無い単声音楽。
10世紀頃から、多声音楽の一種であるオルガヌムが登場。
13世紀には複雑な多声音楽モテットが出現。
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紀元前の音楽は残っていないのかな。
最近の本書では紀元前に対する話題ばっかりだったので、400年~1400年のお話だとすっごく最近のことのように感じる笑
基本的に伝令方法は口頭
中世の音楽でさえも口誦(こうしょう)が基本で、その中から新たな旋律を作っていたとのこと。
楽譜もCDもサブスクもない時代によくこの時代まで伝え残ったよなぁグレゴリオ聖歌。
ただ一つ言えるのは、トーラーも口伝律法があったように、聞いた話から聞いた話へ伝わるものに確実性は皆無である。メモの魔力を見習ったほうがいいよ。
聞いたことある典礼文あるかなー
YouTubeで少し聞いたけど一点の曇りもなく聞き馴染みあるものはなかった。
しかも、サンクトゥス(感謝の賛歌)なんかはカノン風にして歌っている動画なんかも合ったのでどれが本物かわからない。
・グロリア・イン・エクセルシス(栄光の賛歌)
・クレド(信仰宣言)
・サンクトゥス(感謝の賛歌)
・アニュス・デイ
なんだか眠くなってきたよパトラッシュ・・・
わからんけど召されそうになってきたわ。こんなんばっか聞いてたら聖人君子にでもなれたのかしら。
聖歌隊に入る人たちってどんな人達なんだろね。
そしてなんとこの記事の投稿日は12月25日「クリスマス」である。
クリスマスに聖歌を聞くなんて、人生初だよ。本書で生まれた奇跡的なめぐり合わせである。
イエス・キリストに思いを馳せながらターキを食す、本当のクリスマスを味わえた一日なった。