#332 [視覚芸術] ステンドグラスとタペストリーで有名な芸術家
第48週 第3日(水)視覚芸術「マルク・シャガール」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は視覚芸術「マルク・シャガール」です。
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本の要約
■マルク・シャガール(1887~1985)
当時ロシア帝国の一部だったベラルーシのヴィテブスクに生まれた。一家はハシディズム派ユダヤ教徒で、シャガールは9人兄弟の長男だった。
1910年、シャガールはパリへ移り、様々な芸術家たちと出会った。この時期に枯れが描いた明るい色と幾何学的な構図を特徴とする作品は、フォーヴィスムとキュビスム両方からの影響を反映したものだが、シャガール自身はどのモダニズム運動にも加わらなかった。
1914年、シャガールが故郷へ帰省していたときに第一次世界大戦が勃発し、彼はパリに戻れなくなった。1915年にはベラ・ローゼンフェルトと結婚した。この妻は、のちに彼が最も好んで描くテーマの一つになった。
1941年、シャガールはナチの手から逃れるためアメリカへ移住した。1944年に妻を亡くし、1948年にパリに戻った。晩年はステンドグラスの設計し、フランスのメス大聖堂、シカゴ美術館、国連本部、イスラエルのヘブライ大学だどでステンドグラスを手掛けた。
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「私と村」(1911年)
故郷のヴィテブスクでの生活をキュビスム様式で描きながらも、ロシアの民話やユダヤ人のことわざの精神を連想させる絵画となっている。
キュビスム様式の絵はどれも非現実的な印象をもたせる。夢の中にいるような感覚になる。
メス大聖堂
ドイツとルクセンブルクの国境に近い位置にあるフランス東部。
壁の殆どがステンドグラスで覆われており、
なんと壁の面積より窓の面積のほうが広いのだとか。
そのステンドグラスの一部にシャガールの作品がある。
どれがシャガールのなのか、実際に行って探してみたい。