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#154 [宗教] キリスト教信仰の核

第22週 第7日(日)宗教「イエスの復活」

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。

今日は宗教「イエスの復活」です。

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本の要約

イエスが十字架にかけられて死に、アリマタヤのヨセフの墓に葬られて3日後、聖母マリアとマグダラのマリアら数名の女性たちが、埋葬の儀式を執り行うため墓へ向かった。しかし墓に来てみると中は殻になっていた。翌日からイエスは何人もの弟子たちの前に姿を現し、自分が復活したことを示した。復活から約40日後、イエスは昇天して地上世界から永遠に去った。今日、イエスの復活は復活祭(イースター)で祝われ、その物語は、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの各福音書でそれぞれ語られている。

キリストの復活は、キリスト教信仰の核。
なぜキリストが復活したのかさまざまな説が議論されている。

■刑罰代償説
神は、罪を犯した全人類を罰する必要があった。しかし、それを避けるため、神は汚れのないイエスを世に送り、イエスの教えを受け入れた人々が犯した罪を、イエスに肩代わりさせることにした。イエスは、弟子たちが帰依する見返りに彼らの罪を引き取って昇天したというのである。

復活に関しては聖書正典の四福音書すべてに書かれているが、その4つとも、復活を直接見たとは言っていない。

イエスが実際に復活したと信じていないキリスト教徒もいるが、希望の象徴として信仰の核となっている。

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イエスが墓から消えた理由

復活説以外にも様々な説がある。
・死体が動物に食べられた説
・弟子が死体を盗んだという説
・イエスは十字架では死なず、ただ気を失っただけで、墓で意識を取り戻した説

イエスが誰かとこの一連の復活劇を企てていた説もあるよね。

マグダラのマリア

イエスの妻だったかもしれない女性信者。

刑罰代償説ってなんと都合のいい考え方なんだ…イエスの存在意義とはなんだったのかよくわからなくなる。


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