#148 [歴史] 200年以上続いたピョートル家統治時代の初代皇帝(ロシア)
第22週 第1日(月)歴史「ピョートル大帝」
1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365を読破しようという企画。
この本の概要についてはこちらを一読ください。
今日は歴史「ピョートル大帝」です。
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本の要約
ロシア皇帝のピョートル大帝(1672~1725)は、ロシアを1682年から1725年まで統治し、その43年に及ぶ治世でロシアを世界の大国へと変えた。
ピョートルが即位するまで、ロシアは完全にヨーロッパ的でも無ければ、アジア的でもなかった。ピョートルはロシアを完全にヨーロッパの一員にした。まず首都をモスクワから、彼が自らバルト海の沿岸に築いた都市サンクトペテルブルクに移した。ヨーロッパ諸国との関係強化に努め、服装面でヨーロッパの習慣を取り入れ、ロシアの指導者としてはじめて西欧を視察した。
1725年にピョートルが死んでから200年間、ロシア帝国はヨーロッパの大国であり続けた。ピョートルの子孫たちは、1917年に革命が起こるまでロシアを統治し続けた。
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エルミタージュ美術館
ピョートルがサンクトペテルブルクに建てた宮殿。現在は世界最大級の美術館として開設されている。
聖ワシリイ大聖堂(1555年)もそうだけど、外壁が原色で塗られている建物が多い。これが他のどの国にもないロシア独特の雰囲気を醸し出している。
徳川家に負けるとも劣らないピョートル家の長い統治時代も革命により崩壊。そう思うと、日本で革命が起こっていないのは不思議なものだ。